2月26日(金)、飯田市三穂公民館でNPO法人南信州おひさま進歩による省エネ講座を開催しました。
地域の環境委員など20人にご参加いただきました。

この日のテーマは「家電のエコを学ぶ省エネ講座」。
一年間で電気使用料が1番高くなる冬に、家庭で取り組めるさまざまな節電術や、暖房器具の消費電力などの基礎知識を紹介しました。
参加者には、毎月家庭に届く「電気使用量のお知らせ」を持ってきていただき、最初にお知らせの見方や「kWh(キロワットアワー)」など電力の単位についてお話ししました。
「エアコンは部屋全体が温まるが、ファンヒーターに比べて熱量が低い」など暖房器具ごとのメリット、デメリットや電気代の目安を解説して、それぞれの特徴を理解した上で効率よく組み合わせて使うよう呼びかけました。
また「エアコンやファンヒーターを窓側に置くことで、窓からの放熱を抑えて部屋の天井と床の温度差を少なくできる」などの方法も紹介されました。
参加者はメモを取りながら聞く方も多く、質疑応答の時間には
「省エネモードつきの電気ポットを使っているが、ずっと電気をつけておくのと、使うたびに沸騰させるのとどっちがいいの?」
「エアコンは、1日中つけっ放しにした方が電気代はお得なの?」
などの質問をいただきました。
寒さの厳しい長野県では、冬の電気代や灯油代は家計を圧迫します。
身近な暖房器具の使い方を工夫して、省エネ生活に取り組んでいただくきっかけになれば嬉しいです。