2016年に開校した飯田自然エネルギー大学は、ただいま3期生19名が受講しています。
6月18日(土)19日(日)、第17回授業をおひさま進歩エネルギー会議室で開催しました。
今回は卒業生の中から、再生可能エネルギー事業に携わる3人が講師として登場。
現在の事業状況、課題について講義しました。
本柳寛人さん(NPO法人あち森/1期生、木質バイオマス)
帶川恵輔さん(秩父新電力梶^2期生、新電力・太陽光発電)
西光司さん(潟Aグリツリー/2期生、ソーラーシェアリング)
講義後の質問では、
「薪の調達方法、薪ボイラー事業の採算性、運用に必要な人員数は?」
「ソーラーシェアリング特有のメンテナンス注意点は?」
「新電力の相対契約先はどう見つけるの?」
など次々質問が出て、実践的な議論が交わされました。
2日目は、受講生の事業計画相談会を行いました。

次回、7月の最終授業では、1人ずつ事業計画を発表します。
相談会は、おひさま進歩エネルギー社員がアドバイザーとなり、
受講生同士でもアイデアを出し合って、それぞれの事業案を掘り下げました。
エネルギー大学は、おひさま進歩エネルギーより発足した、一般社団法人飯田自然エネルギー大学(学長/諸富徹教授・京都大学大学院経済学研究科)が運営。
地域主導型再エネ事業者の育成、新電力など地域のエネルギーマネジメントに携わる人材育成を目指しています。
全18回の授業では、再エネ研究者や事業者による講義、現場視察と関係者との意見交換、事業計画づくりの演習を続けてきました。
次回、いよいよ3期生は卒業を迎えます。
1年半にわたる学びを生かして、1人ひとりが自分の目指す事業計画を仕上げられるよう、応援していきます。