飯田市上郷の野底川小水力発電所で4月26日、地元の小学生や関係者と植栽作業を行いました。
この植栽整備は、環境学習や視察で多くの方が訪れている発電所を、さらに美しくするための取り組みとして計画しました。
上郷小学校の児童有志や保護者、地域の関係者、おひさま進歩エネルギー社員や家族、合計19人が参加。
まず自己紹介に続いて、発電所の案内看板を見ながら小水力発電について紹介しました。
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発電所建屋の周辺にはヤマツツジ、フジバカマ、グミ、モミジイチゴ、藍を植えました。
社員から樹種や植え方のコツを説明。
スコップやシャベルを手に、手分けして穴を掘って、苗を植え付けていきました。
途中、土の中から大きな石が出てくる場所もあって、全員で協力しながら進めていきました。



続いて、野底川から水を取りこんでいる取水設備へ移動して、ヤマツツジ、フジバカマ、グミ、藍を植えました。
苗を植えた後はしっかり水をあげて、樹の周りを石で囲んでいきました。



植栽後の休憩時間には、発電所建屋の中や取水設備を見学しました。
建屋の中では大きな音をたてて水車発電機が稼働していて、皆さん興味深く見入っていました。

取水設備では野底川の近くまで行き、水が取り込まれていく様子も間近で見学することができました。
地元の皆さんと一緒に植樹することで、地域の結びつきを深める貴重な機会ともなりました。
今後、植栽エリア付近のフェンスに、植樹記念プレートを設置する予定です。
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今回植えた樹種は、野底山周辺に自生する植物を中心に選定しました。
これには、地域の自然環境に馴染みやすい植物を選ぶという配慮があります。
昨年、おひさま進歩エネルギーで地元中学生の職場体験を受け入れた際、発電所の植栽プランを考えてもらいました。
中学生が提案した樹種の中から、ヤマツツジやグミなどを採用しています。
その後、植栽から1カ月が経過しましたが、見事に根付いて健やかに成長している姿を確認しています。
これからもしっかりと手入れを行いながら、多くの皆さまに愛される発電所となるように育てていきます。
発電所建屋に植えたグミ(4/26→5/23)

発電所建屋に植えたヤマツツジ(4/26→5/23)

発電所建屋に植えたフジバカマ(4/26→5/23)

取水設備に植えたグミ(4/26→5/23)
