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次の10年に向けて新たなビジョンをつくりました [2025年03月28日(Fri)]
 おひさま進歩エネルギーは、創立20年を機に、約1年をかけて次の10年に向けた新たなビジョンを社員全員で策定しました。

 2018-2024年のビジョンは「まちをつくる。新しいみどりのエネルギー」でしたが、
 2025-2035年の新たなビジョンは、以下となりました!
 今後、パンフレットなど広報物を更新していきます。
 
「ひと・まち・みどりの環をつくり 地域の元気をつくるエネルギーになる」
 
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 ビジョンづくりの過程そのものも学びが多かったので、策定過程をご紹介します。
 まず当社事業の歴史を学んだ後、ビジョン策定ワークショップを行いました。

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 歴史勉強会では、20年の歴史を3つの時期に分け、社員が分担して講師役を行うとともに、当社にゆかりのある社外の方に来ていただいて、外部の視座から当時のことや期待などを話していただきました。

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前 飯田市ゼロカーボンシティ担当参事 田中克己さん

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ユアサポートぽっぽ元施設長 宮沢孝明さん

 ゆかりある皆さまにお話を伺うことができて、
「歴史勉強会は当時を知る方から直接話を伺うことができて、大変興味深かった」
「入社1年目なので、歴史勉強会から始めてもらえたことはどんな会社なのかを知る機会としてとても良かった」
といった社員からの反響が複数ありました。

 この後、ビジョン策定を行いました。
 地域分散型・地域主導型エネルギーの担い手として、ESG指標に加えて、地域の自然資本の保全も含めて、4つの側面からビジョンをつくるとともに、全体を包含するありたい姿を描くことを重視しました。

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 また、ビジョンを描くにあたっては、皆で話し合うプロセスを大事にしました。
 互いの働き方や業務が地域貢献にどのようにつながって、相乗効果や波及効果を生むのか、またトレードオフはどこにあるか、といった現実の複雑な構造を見える化する作業を行い、丁寧に対話を積み上げていきました。
 その上で、みなが心から望む未来の絵姿はなにかを、自分たちの言葉にしていきました。

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 コンパス指標(自然、経済、社会、ウェルビーイング)に基づいて4つのグループに分かれて、各側面から、いまの現実やつくり出したい未来のつながりを検討しました。
 たとえば、自然・ネイチャーグループが見出したつながりは以下のものです。
 生物の生息環境を壊すのではなく、例えば稀少な地元のチョウが好む植生を発電所内に増やしたり、発電収入の一部を地域の自然保護活動に寄付して自然を守るなど、発電所開発と自然のつながりを描きました。
 その過程で、お互いの視野や大事にしていることが明らかになっていくので、メンバーの知らない側面や共通する想いを理解することにも役立ちました。

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 そして、すべての側面を統合する、2035年の当社のビジョンができました!
「ひと・まち・みどりの環をつくり 地域の元気をつくるエネルギーになる」

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 次の10年も、地域や全国・全世界の志を同じくする仲間とともに一歩・二歩・さんぽと歩んでまいります。
 これからも引き続き、どうぞよろしくお願いいたします。
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