飯田自然エネルギー大学の今年度最終となる第10回授業が、3月25日(土)26日(日)に開催されました。

1日目の講義は、地域小水力発電株式会社代表取締役の古谷桂信先生を迎えて「中山間地の資源としての小水力発電の特徴と生かし方」というテーマで行いました。
90分講義を2コマ行い、1コマ目は小水力発電の基礎知識や日本における小水力発電史、高知県での事業例が紹介されました。
2コマ目は地図情報を見ながらグループごとに発電計画を作成するワークショップを行いました。
2日目は自然エネルギー事業現場で学ぶ実地研修。
今回は伊那市の土地改良区が取り組む小水力発電現場を訪問しました。

伊那市職員の方に案内していただき、春富6号地区小水力発電所(同市富県)、美和土地改良区小水力発電所(同市長谷)を見学した後、伊那市が新たに策定した二酸化炭素排出抑制計画、自然エネルギー事業全般の取り組みについても説明を聞き、質疑を行いました。

飯田自然エネルギー大学は、2年間のカリキュラムを通じて自然エネルギー事業の起業を後押ししていきます。
1年目の授業は今回で終わり、5月から2年目の授業が始まります。
2年目のスタートにあたって、追加受講生を若干名募集します。
募集の詳細は4月上旬、このブログやおひさま進歩エネルギーHPでお知らせします。