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本の表紙.jpg おひさま進歩の本が発売になりました! お問い合わせ、詳細はこちら
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大型連休期間中の営業日 [2025年04月22日(Tue)]
おひさま進歩エネルギー株式会社は、5月1日(木)、2日(金)に休業いたします。
大型連休期間の営業日程は、下記の通りとなります。

4/28(月) 営業
4/29(祝) 休業
4/30(水) 営業
5/1(木)〜 5/6(祝) 休業
5/7(水)以降 営業
飯田自然エネルギー大学(第5期) [2025年04月07日(Mon)]
 地域エネルギー事業者の育成を目指して、昨年10月から「飯田自然エネルギー大学」第5期が開催されています。
 長野県内はじめ全国から受講生17人が参加しています。

 この大学は、太陽光発電や小水力発電、バイオマス事業などの再生可能エネルギー事業、地域新電力など、地域で新たなエネルギー事業に取り組む人材育成のため、2016年に開校しました。
 第5期は1年間で完結する全10回のカリキュラムで、卒業時に事業計画を完成させます。
 毎月1回、土日を授業日として講義や実地研修が続いています。

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 授業は、学長を務める諸富徹先生(京都大学大学院経済学研究科教授)の講義「地域と再生可能エネルギー」からスタート。
 第2回以降は、国や都道府県のエネルギー政策、再エネ電源別の講義などが行われました。
 またフィールドワークとして、飯田市の野底川小水力発電所の見学、長野県根羽村の木質ボイラー導入現場の見学も実施しました。

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 3月の第5回授業は、研究者と事業者による講義で2日間構成しました。
 3/8(土)は、安田陽先生(ストラスクライド大学電子電気工学科 アカデミックビジター)がオンラインで登壇。
 「再生可能エネルギー大量導入時代の電力システム工学」をテーマに、系統の柔軟性や出力抑制、電力市場の制度設計について取り上げました。

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 翌3/9(日)は、「事業者トークセッションvol.2」として、磯崎顕三先生(株式会社エネファント代表取締役)、吉岡大地先生(株式会社 yanekara 代表取締役) を講師に迎えました。
 お二人の事業報告に続いて、受講生からの質問に答える形でトークセッションを開催。
 創業期の苦労や売上構成、事業サービスについて多くの質問があり、講師同士も質問を投げかけ合い、講師と受講生の垣根を超えた語りの場になりました。

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 4月からは事業計画づくりが始まり、9月の最終授業では、一人ひとり事業計画を仕上げて発表会を予定しています。
 次回授業は、5月17日(土)-18日(日)に開催します。
次の10年に向けて新たなビジョンをつくりました [2025年03月28日(Fri)]
 おひさま進歩エネルギーは、創立20年を機に、約1年をかけて次の10年に向けた新たなビジョンを社員全員で策定しました。

 2018-2024年のビジョンは「まちをつくる。新しいみどりのエネルギー」でしたが、
 2025-2035年の新たなビジョンは、以下となりました!
 今後、パンフレットなど広報物を更新していきます。
 
「ひと・まち・みどりの環をつくり 地域の元気をつくるエネルギーになる」
 
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 ビジョンづくりの過程そのものも学びが多かったので、策定過程をご紹介します。
 まず当社事業の歴史を学んだ後、ビジョン策定ワークショップを行いました。

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 歴史勉強会では、20年の歴史を3つの時期に分け、社員が分担して講師役を行うとともに、当社にゆかりのある社外の方に来ていただいて、外部の視座から当時のことや期待などを話していただきました。

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前 飯田市ゼロカーボンシティ担当参事 田中克己さん

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ユアサポートぽっぽ元施設長 宮沢孝明さん

 ゆかりある皆さまにお話を伺うことができて、
「歴史勉強会は当時を知る方から直接話を伺うことができて、大変興味深かった」
「入社1年目なので、歴史勉強会から始めてもらえたことはどんな会社なのかを知る機会としてとても良かった」
といった社員からの反響が複数ありました。

 この後、ビジョン策定を行いました。
 地域分散型・地域主導型エネルギーの担い手として、ESG指標に加えて、地域の自然資本の保全も含めて、4つの側面からビジョンをつくるとともに、全体を包含するありたい姿を描くことを重視しました。

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 また、ビジョンを描くにあたっては、皆で話し合うプロセスを大事にしました。
 互いの働き方や業務が地域貢献にどのようにつながって、相乗効果や波及効果を生むのか、またトレードオフはどこにあるか、といった現実の複雑な構造を見える化する作業を行い、丁寧に対話を積み上げていきました。
 その上で、みなが心から望む未来の絵姿はなにかを、自分たちの言葉にしていきました。

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 コンパス指標(自然、経済、社会、ウェルビーイング)に基づいて4つのグループに分かれて、各側面から、いまの現実やつくり出したい未来のつながりを検討しました。
 たとえば、自然・ネイチャーグループが見出したつながりは以下のものです。
 生物の生息環境を壊すのではなく、例えば稀少な地元のチョウが好む植生を発電所内に増やしたり、発電収入の一部を地域の自然保護活動に寄付して自然を守るなど、発電所開発と自然のつながりを描きました。
 その過程で、お互いの視野や大事にしていることが明らかになっていくので、メンバーの知らない側面や共通する想いを理解することにも役立ちました。

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 そして、すべての側面を統合する、2035年の当社のビジョンができました!
「ひと・まち・みどりの環をつくり 地域の元気をつくるエネルギーになる」

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 次の10年も、地域や全国・全世界の志を同じくする仲間とともに一歩・二歩・さんぽと歩んでまいります。
 これからも引き続き、どうぞよろしくお願いいたします。
おひさま進歩・飯田まちづくり電力の周年記念事業を開催しました [2025年02月13日(Thu)]
2024年におひさま進歩エネルギーは創立20周年、飯田まちづくり電力は供給開始から5周年を迎えました。
周年という節目を記念し、12月にシンポジウムと記念式典を開催しました。

おひさまシンポジウム「地域エネルギーの課題と可能性」

12月5日(木)、おひさまシンポジウム「地域エネルギーの課題と可能性」を飯田市公民館で開催しました。会場では120名、YouTubeのリアルタイム配信では200名の方に視聴いただきました。

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シンポジウムは3部構成で行われ、第1部では諸富徹先生(京都大学大学院経済学研究科教授)より、地域エネルギー事業に関して講演いただきました。
飯田市を例に飯田市の取り組み、おひさま進歩エネルギーの飯田市における事業展開を振り返りました。
ドイツのシュタットベルケ(自治体が出資する公益事業体)を例に、地域エネルギー事業の推進を通じて地域課題を解決し、持続可能な地域づくりの基盤を構築していくことが重要であるとお話いただきました。

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第2部では再エネ事業者によるディスカッションを行いました。
諸富先生にコーディネートいただき、「地域脱炭素に向けた再エネ事業と人づくり」をテーマに議論を深めました。

営農型太陽光発電事業を展開する東光弘氏(市民エネルギーちば(株)代表取締役)、
地域エネルギー事業や大学設立に取り組む井上博成氏(飛騨高山小水力発電(株)代表取締役)、
交通事業の脱炭素化に先進的に取り組む鈴木佳史氏(南信州広域タクシー(有)代表取締役)、
菅沼利和(おひさま進歩エネルギー(株)代表取締役)が登壇。

エネルギー事業を通じた人や地域の繋がり、協力者の重要性について、地域エネルギー事業に対する熱い思いとともにお話いただきました。

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第3部は、特定NPO法人気候ネットワーク(京都市)主催の中間支援組織・活動についてのディスカッションが行われました。
平岡俊一氏(滋賀県立大学准教授)、茅野恒秀氏(信州大学准教授)、蓬田裕一(おひさま進歩エネルギー(株)取締役)をパネリストに迎え、脱炭素地域づくりにおける中間支援組織の役割と必要性について議論を深めました。

中間支援は自治体の気候エネルギー政策を支援する組織や活動のことです。
長野県内の事例報告と今後の組織立上げに向けて、関係者が整理した論点が共有されました。

シンポジウムを通して、地域エネルギー事業を振り返り、今後の課題と新たな可能性について議論を深め、多くの方へ発信することが出来ました。

リアルタイム配信のアーカイブを20周年特集ページにて公開しています。
以下のリンクからご覧ください。

https://www.youtube.com/watch?v=eZoj02gt3ig

おひさま進歩創立20周年、飯田まちづくり電力創業5周年記念式典

12月6日(金)に、リストランテココリズム(飯田市川路)をお借りし、記念式典を行いました。
創業時から支援いただいた事業者や関係者、発電事業でお世話になった地域のみなさまをゲストにお迎えし、20周年、5周年の節目をお祝いしました。

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おひさま進歩エネルギーの菅沼代表から、発電事業やおひさまファンド、自治体コンサルティング等の事業の現状を報告しながら、おひさま進歩の20年、飯田まちづくり電力の5年を振り返りました。
歓談の場ではゲストのみなさまと社員が創業時を振り返り、思い出を語り合いました。

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ゲストからのメッセージタイムでは、11人のゲストのみなさまよりこれまでのおひさま進歩エネルギー、飯田まちづくり電力の事業との関わりを振り返り、思い出を地域エネルギー事業への熱い思いと、未来への期待とともにお話いただきました。
ゲストのみなさまへ、感謝の気持ちとして記念品と花束をお送りしました。

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お渡しした記念品は、お米と玄米クッキー、周年記念誌。
お米は、兼業で農家を営む社員が栽培したもので、野底川小水力発電事業のメンテナンス作業で回収した落ち葉を堆肥に使用しています。

玄米クッキーは飯田市の自然食品専門店てくてくが営むレストランつきのいえにご協力いただき、社員栽培のお米を玄米粉にして玄米クッキーを作っていただきました。
つきのいえの屋根には、おひさま進歩で太陽光パネルを設置させていただいています。

周年記念事業として制作を行った、おひさま進歩エネルギーの20年の歩み、発電事業やメンテナンスなど現在取り組んでいる事業を紹介する記念誌もお渡ししました。

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記念式典の前に、ゲストのみなさまを野底川小水力発電所へご案内し、見学会を行いました。
発電所の取水設備や建屋を見学いただき、実際に発電機が稼働する様子をお見せすることが出来ました。

おひさま進歩エネルギー、飯田まちづくり電力は地域の皆さま、出資者の皆さま、地球温暖化防止に取り組まれる皆さまなど、多くの方にご支援いただき、今日までの間、地域でエネルギー事業に取り組んでくることができました。ありがとうございます。
これからも地域のエネルギー会社として、持続可能な地域づくりの事業に取り組んでいきます。

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現在、会社の新たなビジョンを検討しています。
20年の歩みを振り返り、その先に続く地域の未来で私たちは何を目指して事業に取り組んでいくべきか、社員一同で検討を深めていきます。
2/14(金)休業のお知らせ [2025年01月21日(Tue)]
おひさま進歩エネルギー株式会社は、社員研修のため下記日程を休業とさせていただきます。
ご不便をおかけいたしますが、何卒ご了承くださいますようお願いいたします。

休業日程:2025年2月14日(金)
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