「原子力からシフトを」自然エネルギー、50年までに100%に ー飯田哲也【おひさまファンド・メールニュース11/4/19号】 [2011年04月19日(Tue)]
◇おひさまエネルギーファンド株式会社の共同代表取締役、
飯田哲也(環境エネルギー政策研究所所長兼務)の掲載記事 から、asahi.com (朝日新聞社)に「エネルギーシフト」を テーマに掲載された記事をご紹介させて頂きます。飯田へ のインタビュー形式です。 ◇おひさまファンドは、アースデイ東京2011のエコ金融エ リアに今年もA Seed Japanさん等と共同出展いたします。 自分の意思で選ぶエネルギーについて、「エネルギーシフト」 について、地域の自然エネルギーの活用と自立について等々、 ブースに立ち寄ってくださる皆様とお話できればと思っており ます。今年のアースデイ東京は、節電について問いかけたり、 被災地への支援活動への取り組みなどを、おこなっています。 アースデイ東京2011HP ◇4月27日(水)に、富山市で開催予定の「地域エネルギー活用 セミナー」の会場が、同じ富山県民会館の302号会議室より701 号会議室へ変更となりました。 詳しくは、本文をご覧ください。 <<”あなたのお金が社会を変える”「立山アルプス小水力発電 事業」募集中!>> (A号:2012年3月まで引き続き募集中! B号:終了) 2011/4/19TUE http://www.ohisama-fund.jp/ □━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ 1.【asahi.com掲載】おひさまファンド共同代表・飯田哲也 「原子力からシフトを」自然エネルギー、50年までに100%に □━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ 以下転載: ◇「原子力からシフトを」自然エネルギー、50年までに 100%に◇ 「エネルギーシフト」という提言に注目が集まっている。 代替エネルギー研究で知られる環境エネルギー政策研究所の 飯田哲也所長が提案した。注目の背景には「エネルギーを原 子力に頼っていてよいか」という問題意識の高まりがある。 ー今のエネルギー議論をどう見ますか。 世の中の人々は「原子力は避けたい」と思っているが、 「やはり必要」という刷り込みに影響されている。原子力 関係者は「原子力は継続するが、ほとぼりが冷めるまでは 石炭火力と天然ガスでつなぐ」というシナリオを書いている。 ー「戦略的エネルギーシフト」とは何ですか。 原子力に電力の約3割を依存する従来の体制から、自然エネ ルギーなどへ比重を移し、エネルギーの全体バランスを漸進 的に変えていこうという案です。 加えて、原発に象徴される大規模なシステムに依存し、電力 会社が市場を独占し国家が一元的に管理するという現状を改め、 「小規模・分散型」のエネルギーシステムへ移行すること。 それも必要なシフトです。 ーなぜ「脱原発」でなく「シフト」と? 反原発も脱原発も、バックミラーを見るイメージがあるから です。(後方に去っていく)原子力だけに着目する語感がある。 エネルギー議論には全体的な視点が欠かせないはずです。 ー事故後の世論調査では、 原発の将来について「増設」「廃止」「現状維持」に三分され ています。 「新増設」せず現状を維持するという選択は、 実際には、原子力を減らす未来を選んでいることになります。 日本は、老朽化による原発の廃炉が進む時期に突入したから です。事故を起こした福島原発も、ちょうど40年でした。 ー夏には大停電の危機が訪れると言われますが。 私の試算では、計画停電などせずとも乗り切れます。 ーーー以下、本文参照ーーー ◆全文は、asahi.comをご覧ください。 □━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ 2.地域エネルギー活用セミナー 『市民がつくる自然エネルギーと市民出資』11/4/27 〜富山・北陸地域のエネルギーと「志のお金」で拓く地域の 未来〜 会議室変更のお知らせ: 302号会議室ー>701号会議室 富山県民会館 □━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ 今、自然エネルギーは、地球温暖化防止とエネルギー危機への 決め手であると同時に新しい経済を興しつつあり、世界中で 「第4の革命」と呼ばれる大きな変化を巻き起こしています。 その自然エネルギーを地域から市民の力でつくりあげていく 取り組みが広がっています。 本セミナーは、富山・北陸地域に豊富にある水力資源をはじめ とする自然エネルギーを、志ある市民のお金「市民出資」に よって地域事業として実現することで、「21世紀の新しい地域 経済」の可能性を展望します。そのため、国内外で活躍するトッ プ専門家の方々から最新動向を講義していただく予定です。 【セミナー詳細】 日時: 2011 年4月27日(水) 18 時 30 分〜20 時 30 分 (18時15分開場) 会場: 富山県民会館 701号会議室(富山県富山市新総曲輪18号) (定員:81名) (地図:http://kenminkaikan.com/accessmap/map.htm) 参加費: 無料 (事前登録制) 登録メールアドレス: info@ohisama-fund.jp <プログラム> 18:30 開会 ご挨拶 浦井彰(環境エネルギー政策研究所) (18:15 開場) 講演1 「加速化する低炭素経済の流れ」 末吉竹二郎氏 国連環境計画金融イニシアティブ特別顧問 講演2 「幸福の再定義とエコ投資のすすめ」 伊藤宏一氏 千葉商科大学大学院会計ファイナンス研究科教授 講演3 「地域のエネルギーを市民のお金でつくる」 飯田哲也 おひさまエネルギーファンド株式会社共同代表取締役 /環境エネルギー政策研究所所長 おひさまファンド事業紹介・立山アルプス小水力発電事業紹介 Q&A 20:30 閉会 【主 催】おひさまエネルギーファンド株式会社 特定非営利活動法人環境エネルギー政策研究所 (ISEP) 【後援】アースデイとやま2011実行委員会 ◆本セミナーの会場で使用する電力は、 グリーン電力1,000kWh(バイオマス発電)によってまかなわ れています。 *本セミナーのお申し込みはこちらから: info@ohisama-fund.jp 03-6382-6063 |