さとし室長からのレポートです
平成30年度青少年育成県民運動推進フォーラム(益田市)にて、昨年度に引き続き「わかもの会議」の司会進行を務めさせていただきました。
『一人一人が輝く地域社会とは〜「ひと」・「もの」・「こと」との関わりをとおして』というテーマで、【益田市インターン、浜田高校通信制、たまゆメンバーズくらぶ、吉賀野外音楽フェスティバル実行委員会、とよかわっしょい!!】から7名の若者に登壇いただき、活動や進路選択のきっかけ・大人からの声かけ・どうすれば若者の意見を聞けるか等、多くの問いについて意見を出してもらいました。
「面白いこと」「地域の人に出会える」「ちょっと年上のモデルがいる」「友達がいる」「大きなことではなく自分のできることを知り合いの範囲から始める」「同じ団体だからといって同一視しないでほしい」「団体ではなく、個人に話しかけてほしい」「参加できないこともOK」「自分が公開しないように」「比較しないでほしい」「何をしても反対意見は出るがまずやってみたい」「自由にしてよいややりなさいではなく、やってみない?と声をかけてほしい」「計画段階から一緒に考えたい」「大人が準備したことでも、その中に体験と対話があるならやってみたい」と次々とキーワードが出きて本当に圧倒されました。
話を聞きながら、「これは信頼貯金の話だな」とか「第3レベルのことだな」、「参画になってるな」と今年度の自分の学びの総括をさせてもらえた感じです。
「ひと・もの・こと」と出会える可能性が常に広がっていて、それが大人のタイミングで行われないようになると、地域全体・全世代の期待値が上がり、対話から参画が促進され、誰もが自分らしく過ごせる生き心地のよい地域をみんなで作ることができるのではないかと思いました。
益田市教委の谷上さんの講演も素晴らしく、益田版カタリ場を非日常のキラキラではなく、対話を重視しながら日常へ落とし込んでいる地に足の着いた理念と取り組みは、これから大田市でも大いに見習っていきたいと思います。
本日、フォーラムに関わられた皆さん、濃密な時間をありがとうございました。