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しらないこと きづかないこと [2012年01月13日(Fri)]
10年前ブログ再録シリーズ
この時期 われながら エッセイの筆が走っていたので、もったいないので、再録です。
ケータイで読んでる人 長文失礼。
しかも NPOの活動になんら関係ないし・・



木霊の国から 第92回

数学パズルが好きだった。解答時間に制限のない問題を、1問8時間くらいかけて、ああでもないこうでもない、とコネコネするのが楽しみだった。
 およそ世の中の論理的なことがらには、最後までわからないなんてことはあるはずがないという気になるが、わかるまでの途中の過程で止まってしまうことは、普通にある。
 ともかく、最終的に「わからない」(=理解できない)ことはないはずだ、というのが唯物論者たる私の立場である。未来のことは誰もわからないが、必然と偶然を区別していけば、因果関係の積み重ねでしか展開しないということだけはわかっているのである。

 それに対して、「知らない」ことはしかたがない。教えてもらって、はじめてスタートラインである。いくつになっても、世の中には覚えるべきことはある。
 また別に、「気がつかない」こともある(女・子供の気持ちを察するとか・・)。「気がつかない」うちには、論理的思考も始まらないのである。

 数学パズルを今できるかと問われると、ちょっと困る。高校生のテキストから復習しないことには無理である。「忘れた」ことは沢山あるが、いちど知ってから忘れてしまったことについては、自分を許してしまうのだ。
 「知らない」こと「気がつかない」こと「忘れた」こと、そして「わかるまでの途中の」こと。これらは相互にどういう関係にあるのだろう。そして、私の「意識にない」いくつものことがらが、それぞれどの象限に含まれるのか、これも一種の数学パズルである。(2002/01/14)
Posted by ginmori at 20:46 | この記事のURL | コメント(3)
まるたんぼう視察 [2012年01月13日(Fri)]
高橋理事長、みつは、いっぺいと 鳥取県智頭町 森のようちえん「まるたんぼう」を視察してきました。
智頭は30センチを超える積雪。現地到着までにプリウスがB(馬力モード)でも、何度も雪にはまって、押したり、雪かきしたり大変でした。



園舎のない保育園なので、こどもたちは毎日 外の遊び(暮らし)に慣れています。



この日は、焚火でとんどをして、餅を焼いて、その灰で顔に墨つけをします。
大人も一緒に。



お弁当のおともの味噌汁を積極的に手伝ってくれる子ども。



お昼ごはんも雪の上に座って食べてます。私たちは火のそばでいただきました。

半日見学していましたが、子どもたちの様子がとても面白くて、こちらも寒さを忘れます。
かわいらしさや たくましさをみせつけられました。

いっぺいも、みつはも 素敵な子どもたちの写真をたくさん撮ってきたので、きっとそれぞれにレポートしてくれると思います。

NHKさんのクルーも密着取材しておられたので、きっと感動巨編のルポ番組ができるのでしょう。


Posted by ginmori at 19:22 | この記事のURL | コメント(1)
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