大森 山の畑 [2012年01月08日(Sun)]
1968年に石見銀山大森町を撮影した写真をお借りしています。 40年前の町並みはおよそ面影をとどめていますが、裏山の変わりようは衝撃的でした。 昔の写真では山の上まで畑がつくられていたのがわかります。 同じポイントから写真を撮ろうと思って行ってみましたが、杉とモウソウ竹だらけで眺望は期待できません。五百羅漢と鄙舎の間あたりを上ったところのようです。 今、バス回転場から見上げると 電柱の上のあたりが尾根に畑が並んでいたところです。 昔の写真の黄色いしるしのところの赤道(誰でも歩いていい道)があったので、上ってみることにしました。銀山公園駐車場から川の向こうにすぐ見えるところです。 山の中は予想通り、40年前くらいのスギ植林に竹がびっしり侵入してます。 地形はやや傾斜のあるテラスが何段も重なっています。昔の写真のとおり。 尾根道沿いにはなんらかの礎石の四角い石も落ちています。 終戦後にあらたに畑を開いたとかじゃなくて、もっと昔 江戸時代からこのあたりの畑はあったんじゃないかと想像します。 |