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雲南市教育フェスタ [2019年11月17日(Sun)]
さとし室長からのレポートです

雲南市教育フェスタへ初参加。第1部の実践発表も良かったですが、メインのお目当ては第2部の千代田区麴町中学校の工藤勇一校長先生の基調講演でした。
著書を一度読んではいるのですが、半年以上前のことでその内容を思い出させてもらいながら、やはり講演の中で更に細部まで聞くことができてより一層腑に落ちました。
取り組みの具体例は本当に沢山あり、頭髪・服装指導はしないこと、固定担任制をやめて全員担任制にしたこと、宿題を出すのをやめたこと等数え切れずですが、全て共通して繰り返し言われていたのは、「最上位目標は何か」ということで、目的と手段を履き違えないということにも近く、物事や議論を進める時に必ず最上位目標に立ち返ることは、教員だけでなく生徒にも伝わっていっているということでした。
手段の目的化の例としては、自立した生徒を育むのではなく基礎学力を上げたがる、宿題やノートの点検(勉強時間を伸ばすことが目的)、行動よりも心の教育を優先、節目で目標を書かせて掲示するなど。
最上位目標がブレなければ、学校が安心・安全で信頼できる場であることを優先できたり、生徒にも保護者にもサービスしすぎずに自律を目指すことができたり、勉強時間を伸ばすことや学習習慣をつけるのではなくて学び方を教えたりできると話されていました。それと自律・尊重・創造が大事だということ。
個人的には、固定担任制をやめたら職員室で生徒のネガティブな話が減ってトラブルを起こさせないことが目標でなくなったことや、頭髪・服装を押し付けなくてもTPOをわきまえて入試に臨めればよいこと、忍耐・礼儀・協力を強調しすぎると発達凸凹の生徒たちが排除されてしまうこと、体育祭等の全てを生徒に渡すと団結などを目標に持ってきてしまうので最上位目標は生徒にあげないこと、大人の責任で変えるべきことに子どもを巻き込んではいけないこと、同じ対応をすることが平等ではなく同じだけ大切にしているからそれぞれで対応が違うこと、受けに回らず責任も簡単に引き受けないが相手(親)も責めないこと、自分が職員室の担任になること、みんな違うとみんな大切を対話で実現していくこと、頭ごなしはしないが人権に関することは押さえること、サービスしすぎないこと、何かやろうとすれば対立などが生まれ感情がイライラすることを経験するところから始めて対話のやり方までいくこと等々、ほとんど全てが今までの経験に対する新たな意味づけになったと思います。
とはいえ、これを自分のものにしていく、できるところからですねぇ。
第3部はもっと今村さんの話も聞けるのかと思っていましたが、またいつか機会があるといいですね。

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Posted by ginmori at 07:59 | この記事のURL