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文化財の寄贈 [2018年04月28日(Sat)]
喜多八幡宮の祭礼の負幟、ここ数年は毎年毎年 緑と水のチームが担当しているようなものですが、そもそも大田町内のスポンサーが自分の家(店)で一基ずつ保管して、大田祭りの日に参集したものです。近年では各家で継承されなくなったので、寄贈をうけて、お宮の境内に幟庫を立てて10基ほどを展示保存するようになりました。明治時代の写真を見ると数十基が勢ぞろいしているものがあるので、もっとたくさんの負幟があるはずです。
この度の大田の地震で、壊れた倉を掃除する場合に貴重な文化財は残してくださいという趣旨のアナウンスが大田市役所からあったからでしょうか、喜多八幡宮へ新たな負幟の寄贈者が現れたので、お宮の依頼で私とさとし室長が受け取りに行きました。
明治19年に新調した立派な木箱にパーツが納められています、くるんであった新聞紙は2002年でしたから16年間日の目をみていません。保存状態がよいので今組み立てればこれが一番立派な負幟になるでしょう。そのまえに私たちがこれをうまく組み立てられるかが問題ですが・・

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幟の竿の長さは今私たちが負っているものより優に1m以上長いです。話にはきいていましたが、実際持ってみるとすごいですね。電線にひっかかりまくりでしょう。

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Posted by ginmori at 18:16 | この記事のURL