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西の原伐採区その後 [2017年07月30日(Sun)]
昨年樹木を伐採して草原再生にむけてスタートした、西の原登山道の南側区画の現況を調査しました。ヤマザクラやミズキの萌芽(ぼうが)は大きなもので1.6mから2mの高さになっていますが、細いものなので刈り払い機ですぐに処理できるでしょう。
いちばん心配していた草原化の内容ですが、予想以上にススキが全面的に再生していて、遠景では手前側の西の原の野焼き区画と区別がつかないくらいです。野焼き範囲の拡大の基礎は整った感じです。しかし、クズの拡大がみられる点が景観上は問題です。

1.野焼き区画 ススキ7、その他草本いろいろ3 低木1.5mくらいがごくまれに点在
2.第1第2牧区および電柵放牧帯 ワラビ6:ノイバラ3:その他低木1 くらいの比率
3.登山道周辺 ススキ7:その他草本いろいろ2:萌芽いろいろ1  これらにからみつくクズが+2くらいというのが ざっと見た感じの植生の割合です
クズは登山道周辺だけで目立つ(=人の動きによる移入)。
牛の歩くところにはススキがほぼなくてほとんどワラビが優占(=牛の好み)。
というのが特徴です。

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30度を超える日中に西の原登山道に挑む人は見えませんでした。

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Posted by ginmori at 13:04 | この記事のURL