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平成26年度 第2回 松江市青少年市民セミナー [2014年10月23日(Thu)]
さとしからのレポートです

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4年前にゆきみーるを立ち上げた時に協働した県央保健所の紹介で松江市青少年支援セミナー(サポートワーカー研修会)の案内を毎回頂いております。(サポートワーカーって興味あります)
年1回程度しか参加できていないのですが、今日は居場所スタッフ4人で参加してきました。目的は、島根大学教育学部 教授 岩宮恵子 先生です。
やっぱりすごかったです!難しいことを分かりやすく、現場の感覚に即して言葉にしてくれます。支援者の傷付きのこと、支援対象者を決定的に嫌いにならないようなメンタルサポートが必要なこと、1人1人は良くても集まった時の巡り合わせと場の力という物もあること、子ども時代を子どもらしく生きられないと枠に入れないこと、そして、「学校を辞めて就労に向かう方が良いと思えるケースもあること」。事例検討で個別のケースに合わせて、軸をしっかり持ちながらもそれぞれにオーダーメイドの理解の仕方、支援の選択肢を端的に話しておられました。
最後に質問させて頂いた時に、実際の事例を柔らかく変えて聞いてみたのですが、見透かされているかのような返答をいただきました。「家庭内暴力として表れるケースはかなり力を持っている。力がない場合はそれすらできずにひきこもってしまう。」そうなんです。思春期すら来なくて、声も上げずにひきこもることを実は一番心配しています。「ずっと長く関わることのできる体制作りと、いま親以外の大人と体験やプラスの感情を共有することを大切にしてください。」日々の関わりと今後の方向性に手応えを持つことができました。
午前はあすなろスポーツ、12:30に大田を出て14:00ギリギリに松江到着というギリギリの設定でしたが、本当に行ってよかったです。岩宮先生、松江市青少年支援センターの皆さん、ありがとうございました。

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Posted by ginmori at 00:37 | この記事のURL | コメント(0)
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