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ドイツ訪問先ふりかえり2 [2012年10月26日(Fri)]
10月8日11:30〜は「ドイツ連邦家族・高齢者・女性・青年省」にて、
ドイツの青少年政策の重要課題等について聞きました。

現在特に取り組んでいることは、子どもへの虐待防止で、青年局(日本の保健所のような所)
と連携していること、親の親力をつけるために親の相談に乗る人を2014年までに4000人育成
したいこと、今までは課題のある子どもへの対応が主であったがこれからは健全育成に力を
入れたいこと、少子化が進んでいるので一人一人の青少年が一層大切になってきていること、
兵役代替のボランティアが中止となったことでボランティアの減少を心配していたが、ボランティア年
という制度を作ったところ、35000人の見込みを超える50000人がボランティアに参加したこと
等の様子を聞きました。

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色々と質問もしましたが、親の相談に乗る人はボランティアではできないのでプロを養成し、
家庭教育団体が研修を開催し雇用するが、研修の費用は国が出すことや、
ボランティアは重要な役割を担っているが、ボランティア受け入れによってプロの職員を
減らすことは決してあってはならないということ、若者は自発的に将来の方向性を見出す
ためにボランティアをしているということ等が分かりました。

写真は青年省の建物の中庭です。こんなオシャレな所で仕事ができたら能率が上がりそうですね。

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Posted by ginmori at 00:03 | この記事のURL | コメント(0)
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