天国と地獄
[2017年08月29日(Tue)]
2年生の男の子3人が、砂場に砂の壁や穴を掘ったりと、まるで砦のような大きな作品を作っていた。それぞれが分担し、深い穴やドーナッツ型の山、砂の壁に仕切られた小部屋を一生懸命に作っている。
「遊園地かな?」と声をかけると、
一斉に「違うよ。アリの刑務所だよ。」
「ここは、きのこのサクサク地獄。」と深い穴を、「トレーニングする所もあるよ。」と細かく仕切られた砂の壁を指さす。
しばらくたつと、「天国も作ったよ。」
見てみると、苔を敷き詰めた緑色の部屋ができていた。
「天国と地獄にしようよ。」とひとりが話すと、「いいね。」とそれからの3人は、せっせせっせと苔を運んでは、小さな天国?に苔をしいていた。
緑の苔と黒い砂で天国と地獄に変化し大作となる。
「帰るよ。」の声かけに、「こわすぞー!!」とためらうこともなく、元通りにしていた。(S)
Posted by こどもとおはなしの家 at 13:00 | この記事のURL