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こどもとおはなしの家

 NPO法人こどもとおはなしの家では、次のような活動をしています。

  *放課後児童クラブの運営 
  *交流事業 
  *学習会 
  *相談・情報提供
  *講師派遣 
  *調査・研究 


プロフィール

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けん玉大会その後 [2013年01月31日(Thu)]
 お誕生会のあと、低学年の子どもたちはけん玉遊びに夢中です。
下校後すぐにはじめ、おやつの後もけん玉です。

 今までも一部の児童はやっていたのですが、けん玉大会後は、これまで触れたこともなかった児童が手にするようになりました。

 大会ではもじもじして参加しなかったT君とGちゃんが、先にたって練習しています。でも、他の子に見られるのが恥ずかしいのか、ちょっと離れて遊ぶ姿が可愛いです。

 けん玉先輩の2年男児の間では、回る玉を剣先に入れる技が流行りです。写真を撮ろうとカメラを向けると、H君が「ちょっと待って、今、入れるから」と何度か試みますが、うまくいきません。しまいには、手で玉を剣先に入れ「入ったから撮って!」

 数回に1回くらいしかお皿に玉を乗せられないHちゃんまでが、真似して玉を回しています。脇では「早く代わってよ」と順番待ちの列が出来ています。

 いずれ、第2回けん玉大会の必要性がありそうです。
しかし、高学年の子どもたちの遊びの対象がけん玉から離れているので、第1回同様、練習を積んだ低学年の優勢は明らかです。
Posted by at 07:00 | この記事のURL
これって何の実 [2013年01月30日(Wed)]
 校庭で遊んでいた時のこと。
3年生のM君が木を見上げていました。

 「なにしてるの?」と聞くと、「あれなんだろう?」と指を指します。
見ると、葉の一枚もない木の枝にぶら下がっている塊。
 すかさず、4年生の I 君が「あれは蜂の巣だよ」と教えてくれました。「そっか」とM君も納得。

 ・・・と思いきや、そうではありません。
 確かに I 君が教えてくれたのは蜂の巣でした。しかしその木には、他にも枝の周りに丸い“何か”がついているのです。
 やや、これは蜂の巣ではないぞと気になり、M君は他の木の様子を窺いに行きます。
 
 校庭には同じ木が沢山あるのに、周りの木に“何か”の姿はありません。ますます深まる謎。

 枝からタランと垂れたそれは、いったい何なのでしょうか。
謎の実の噂はすぐに広まり、5年生も4年生も大集合です。
 帰り際に4年生のK君が、木にボールをぶつけたらちょうど落ちてきた!というのでその実を皆で観察。

 木になっている様子からは、重たいのかと思っていたのに、とても軽い。周りは茶色くてごつごつしている。木にツルが絡まってるのかと思ったけれど、どうやら木自体から垂れているようで、枝が途中で裂け、繊維のようになっている。

 「ライチ」みたい。これが子どもたちの観察の結果です。
さぁこの実の正体は。

 K君は、おやつの時間も、今日の収穫である実を離しません。
見る学にも、その実を細かく観察して絵を残していました。
3年生のT君も気になるのか、勉強が終わったら調べたいと言います。

 そんな中、同じく4年生のN君が「正体がわかった!」と声をあげます。
なんだってー!?
 みんなが注目する中、たっぷり間を取ったN君の口から語られた正体とは!

 「これは・・悪魔の実だ!!」

*悪魔の実は、子どもたちの大好きなアニメ「ワンピース」に出てくる不思議な果実のことです。
 食べると不思議な力がもらえます。

 K君からは「えー!?」という声。職員は思わず笑ってしまいました。

さて謎の実は、今、K君のロッカーに保管されています。K君が悪魔の実の能力者になるのも近い!?
(Mu)

 その後“悪魔の実”の写真が手に入ったので載せます。はたして何の実でしょうか?
CIMG5809a.jpg
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産まれる! [2013年01月29日(Tue)]
 この日は、クラブ活動があって学校の校庭が使用できないため、低学年はつばき公園に行きました。

 ここにはサッカーゴールはありません。
なので2年生は、垣根で覆われた通路を工夫してサッカーコートにしています。しかし、このコートには欠点があって・・・。
 それは、大きな木が近くに植えてあるので、思いっきりボールを蹴ると
   すぽッ
「木にボールがはまっちゃったー!」

 木の枝に引っかかるのはよくあることですが、この木は学校の校庭にある木とは全然違って大きいので、枝の分かれ目にボールが嵌ってしまうのです。
 これがなかなか取れない。ひっかかったなら、木の枝でつつけば落ちるのですが、枝の籠に落ちたボールは、上にあげてそこから取り出すので大変です。

 良さそうな木の棒を探してボールを枝に沿って持ち上げます。
子どもたちの視線が集まる中、何度か挑戦すると、うまい具合にボールが上がってきました。そして、枝の間からボールが顔をだすと・・・あとは転がして押し出す!

 出るか出ないか、ぐらぐらしているその様子に、2年生から「お!おっ!」と期待の声が上がります。
 そんな中、H君が・・・。
「産まれる!産まれる!ボールが!」
 
 ちょっと笑わせないでほしいなぁ。
思わず手が緩んで、ボールがうろに戻ってしまいそうになりました。
 「もうちょっとで産まれる!」
しかし何とか、えいっ!と枝を押し込むと。ぽん!とボールが転がり落ちました。

 「産まれたーーーー!!!!」

ええ、難産でしたが、なんとかです。

「〇〇さんありがとね!」
一番最初に元気なお礼を言ってくれたのもH君でした。

 こうして、産まれたてのボールは、早速2年生のサッカーに復帰です。
(Mu)
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1・2月のお誕生会 [2013年01月28日(Mon)]
 今回は都合で、1・2月合同のお誕生会でした。

 今月がお誕生月なのは、1年生のR君とS君、3年生のT君そして職員のOさんとTさんの5人です。

 司会の4年生Y君に「少し緊張しているようだね」と声をかけたら、「1/2成人式などで司会の経験はあるけど、見慣れない人がいると緊張する」そうです。「クラブの人たちだけなので大丈夫だよ」と緊張をほぐします。

 いつものように、始まる前に職員から説明があります。
「何回もやってきてだいぶ良くなってきたので、説明は1回で済むようにしましょう」と“おめでとう”の練習から入ります。でも「どこかで“お弁当”と聞こえたのでやり直し!」
 1回では済みませんでした。 
 
 Y君の司会でお誕生会が始まりました。

CIMG5767b.JPG お誕生月の児童が自己紹介した後、それぞれが引いたカードに書かれた質問・好きな季節、好きな色、好きな遊び、そして好きな教科などに答えた後、Y君から記念の色紙が渡され、お手製のペンダントを首に掛けてもらいました。ペンダントの紐は児童の身長と同じ長さで、1年後あるいは卒業後等に比べられるようになっています。

 最後に、Happy birthday to youを唄って、「おめでとう!!」で第一部は終わりました。

 第二部は、今回初出演の内田さんによる素話「3枚の鳥の羽」です。高学年の一部にひそひそ話が聞こえ職員から注意されましたが、全体的には静かに聴いていました。

 そして第三部、今日のハイライト・班別けん玉大会です。

 トップバッターは低学年の児童で、この日に向けて練習を重ねたSちゃんもいます。制限時間内に何回お皿に乗ったかを班の子どもたちが数えます。

 「始め!」で一斉に競技開始。
大勢の前でやるので、低学年の児童は緊張してなかなかお皿に玉が乗りません。「冷静に!冷静に!」「あせるなあせるな」「あ〜惜しい」「めちゃ惜しい」と観客から声援が飛ぶかと思うと、「まだゼロだ!!」「1回は乗せろ!」とプレッシャーがかかるのでますます焦ります。

 次は高学年の児童たちの番です。
「この組は上手いぞ!」とおだてるかと思うと、「お前10回は乗せろ!」とノルマもきつくなります。でも「これ、手に絡まる」「今日は駄目だ!全然うまくいかない」と首をひねる子や、観客から「お前、乗せた玉をすぐ外すので乗ったことにならないぞ!」とクレームがつく子もいます。

 最後に、司会のY君やお誕生月の職員がやった後は、いよいよ成績発表です。一瞬静かになる中で職員が発表します。

 大差で優勝したのは、myけん玉で練習した2年生の I 君で34回でした。大きな拍手が会場に響きました。2位は5年生のR君25回、同率3位は2年生のW君と3年生のS君、23回でした。
 
 公式競技のあとは、職員の希望で「もしもし亀よ亀さんよ」が行われました。出場するのは、腕に自信のある?W君、I 君、4年生のN君そしてOさんの4人です。

 日ごろはにこにこしているOさんも、この時は真剣そのもの。でも、ここでも I 君の上手さが目に付き、低学年の健闘が目立った大会でした。

 終った後は、いつものように職員手作りのおやつです。この日は2種類の蒸しパン(サツマイモ、かぼちゃとチーズ)が出され、「いただきます」を言う前に食べだす子もいた程、美味しかったです。
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2月のおはなしの会 [2013年01月27日(Sun)]
 2月のおはなしの会を次の通り開催します。

 寒さは厳しいですが、まもなく立春です。そろそろ動き出しませんか。

 当NPOでは、1月7日の「正月の文化体験活動」を皮切りに、2月から3月にかけて催しを計画中で、本格的に稼動し始めます。

   日時:2月2日(土)午後2時
   場所:こどもとおはなしの家(深谷市・上柴東小前)
   語り手と題目:
     関口敦子さん「ブドーリネク」
     福島千惠子さん「王子さまの耳はロバの耳」
     石塚清子さん「ラプンツェル」
     鹿島由美子さん「かしこいモリー」
     小幡洋子さん「星のさだめ」                     
   参加費:無料(終了後の交流会は300円、お茶とお菓子付)
   問合せ先:NPO法人こどもとおはなしの家
        電話048−574−9665
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年賀パズル [2013年01月26日(Sat)]
 クラブの高学年の児童たちに、お正月にちなんだパズルを出題しました。知人のボランティアの方が作ったものです。
 問題は3桁の数の足し算です。
  ・「ミ」「ド」「シ」は0〜9までの数です。
  ・足して2013になる「ミ」「ド」「シ」を考えてください。
  ・制限時間は5分です。
       
       ミドシ
       ミドシ
      +ミドシ
    ーーーーーー 
      2013

 1分くらいで、1人が「できた!」と声を挙げました。答を見ると正解です。制限時間内に正解だったのは3人でした。その中で感心したのは、職員含めて大半の子は「3つ足して3になるのは・・・1か」と、それぞれ「ミ・ド・シ」を考えて試行錯誤しますが、正解だった1人の児童は「2013を3で割ればいいんだよ」と明快に答えました。
 他にも割り算で求めようとした児童がいました。与えられた問題を見る視点が違うのですね。子どもの頭は柔軟です。読者の皆さんはどのように計算しましたか?
 
 それではもう一問。今度は柔軟な頭の持ち主でも少し苦労すると思います。
問題は3桁と2桁の掛け算で、「巳」「年」「★」は0〜9までの数です。
       4巳年
      x  4年
   −−−−−−−
       4巳年
   年巳★4
  ー−−−−−−−    
   2 0 1 3 年
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待ってました [2013年01月25日(Fri)]
 気になっていた破れた障子を職員が張替し直したで、敷居に戻そうとしたら入りません。無理に入れようとすると壊れそうです。

 古い施設なので、鴨居が下がってしまったためです。
仕方ないので、障子の下側の突起部をやすりで削って、高さを調整します。

 平やすりで削っていたら、クラブの高学年の子どもたちが下校してきました。めざとく見つけた I 君が「何しているの?」と訊くので説明し、「やってみるかい?」と言うと、やすりを手にしました。

 慣れた手つきで削りだしました。
そこへ次々に子どもたちが帰ってきて、「あっずるい」「やらせて」とせがみます。

 実はこれを待っていたのです。
私が変わったことをしているのを見つけた子どもたちが、興味を持って、「やらせて」と言うのが分かっていたからです。

 案の定、「早く代れよ」とやすりの順番待ちです。
お陰で私は「平に削るんだよ」「もっと薄くなるように削って」と、作業を監督するだけ。

 ひとしきりやすりで遊んだ後、さ〜と水が引くように居なくなってしまいましたが、子どもたちに手伝ってもらって完成した障子は、敷居にちゃんと収まりました。
CIMG5759a.JPG
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さつまいも [2013年01月24日(Thu)]
 おやつに蒸かし芋が出たので、高学年の子どもたちに焼き芋を作ったことがあるか訊いてみました。2人の3年生が「ある」そうです。意外と少ないですね。そう思っていたら、T君がビックリするようなことを言い出しました。「太平洋戦争中はさつまいもを食べたんだ」

 「よく知っているね、お父さんに教わったの?」
 「ううん、読み聞かせで聴いたの」
 「そうなんだ。戦後は食糧難で、私の家では庭を畑にしてさつまいもを植えたよ」
 「葉っぱや茎も食べたの?」
 「茎は食べなかったけど葉っぱは食べたよ」

 なんの屈託も無く蒸かし芋を食べる子どもたちを見ていて、さつまいもと葉っぱが殆んどの雑炊をすすった子どもの頃の姿がだぶりました。
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ドッジボールの投げ方 [2013年01月23日(Wed)]
 とても寒い日の校庭で、Yちゃん・MちゃんチームとEちゃん・Sちゃんチームがドッジボールです。
CIMG5744.JPG
 ボールを受け損ねて指に当てた1年生のSちゃんが、「痛〜い」と泣きべそ。上級生になだめられて直ぐに泣き止みます。6年生のEちゃんは、ボールをそ〜と3年生のMちゃんへ。

 そのMちゃん、もらったボールを投げ返したら、真っ直ぐ行かずにコート横の外野へ。てれくさそうなMちゃん。

 外野では、4年生のYちゃんが「♪あんたがたどこさ♪」とボールをつきだし始めた後、Mちゃんとキャッチボールの練習に変ります。

 そのYちゃん、「ボールは相手の行動を読んで投げるの」「こっちへ投げると見せかけてあっちへなげるの」と、Mちゃんに投げ方の指導です。Mちゃん、上級生の言うことを神妙に聞いています。

 指導の成果が出たかは、後日、ご紹介します。
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抜け殻 [2013年01月22日(Tue)]
 北風がびゅうびゅう吹く、寒い日の午後の校庭です。

 飛び跳ねながら先頭で校庭に着いた1・2年生男児たち、職員の注意が終わるや否や、ジャンパーを脱いで鉄棒に縛ります。続いて縄跳びの女の子たちも上着を鉄棒へ。中には、一刻も早く遊びたいので「これ鉄棒に縛っておいて」と上着を職員に預け、縄跳び台確保に一目散の子も。

 こうして鉄棒には、子どもたちの抜け殻の上着がずら〜り。
CIMG5742a.jpg

 一方、職員はとみると、上着とコートで膨らんだ身体に手袋そしてマスクで、万全の寒さ対策。

 元気な子どもたちと寒そうな大人。まだまだ、この光景が続きそうです。  
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