ちがうけしき
[2017年02月23日(Thu)]
おなじばしょでも
ちがうほうこうをみれば
またちがうけしきがみえる
ある10歳の少年の言葉です。
さて、きっかけは何だったのか・・・
童話作家、安房直子(1943−1993)さんの作品世界に引きつけられています。
以前読んだ時は、色彩の暗いお話だなぁと感じて、2冊目には手がのびませんでした。
それが今は、作品のはなつ不思議な色合いに強くひかれ、夢中になっています。
見る方向がちがったのか、自分の感覚が変わったのかわかりませんが、こういったことはよくあることのようです。
本に限らず、人でもモノでもコトでも、少し角度をずらしてみて、”ちがうけしき”を発見できたときは、うれしくなりますね。
10歳の少年は、そういうことをもうちゃんとわかっていて、すごいなあと思います。(OH)
Posted by こどもとおはなしの家 at 13:00 | この記事のURL