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2021年09月19日

「第9回首都防災ウイーク」

「第9回首都防災ウイーク」

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開会式 2021.8.28 18:00 東京都慰霊堂
実行委員長挨拶 中林一樹(都立大名誉教授)
100年前、スペイン風邪で世界では1億人 日本では40万人もの人が亡くなった。現在世界では450万人もの方が亡くなっている。ワクチンのなかった100年前に比較し、かなり進歩しているかと思う。防災は、自助・共助・公助が基本で、三密とマスク、手洗い、出かけないが大切だ。3年後には終息を迎えると思う。ポイントは、家族、地域、仕事における人々の絆が最も大切である。どんな自然災害も乗り越える“こころ”が必要だ。
共催団体代表挨拶
 住吉泰男(東京都慰霊協会理事長)
  3・11を祈念し始まった防災ウイークも10年を迎える。
2年後には関東大震災から100年になる。
 瀧澤一郎(東京いのちのポータルサイト代表)
 関東大震災100年、都民の防災意識拡大が今こそ必要。
来賓挨拶 平沢勝栄(復興大臣):3・11の復興も進んだ。いつ大震災が来るかわからない。防災意識を備えよう!
 山本 亨(墨田区長):自助・共助・公助で頑張ろう。
竹あかり点灯式:紹介:原香織。点灯:中林、平沢、山本

首都防災復興特別番組 9月2日14時〜17時みらクルTV
 複合災害(水災害×地震災害)に対する事前復興の仕組み
1.葛飾区における防災まちづくり 清野正彦(都市整備部長)
・ 葛飾区は台地がなく、ゼロメートル地帯が広がっている
ことから、地震と水害に強いまちづくりを目指し、浸水対応型市街地づくり(緊急排水活動拠点、高いビル垂直避難、ボートによる救援物資供給活動等)を進めている。
2.トータルに備える【防災まちづくり】 加藤孝明(東大)
・ 東京都都市利用調査特別委員会で、「東京東部の海水面より低い形成された広大な市街地、いわゆる広域ゼロメートル市街地では、気候変動によって高まる大規模水害リスク備えて、浸水に対応したまちづくりを進める必要がある。」と記載され、新たな土地利用の誘導を定めている。
・ 地域社会の目指すべき目標は、災害時自立(生活)圏構想を提案。
3.流域治水による首都東京のまちづくり 早川潤(荒川下流事務所長)
・ 荒川放水路通水100年を3年後に迎える。2019年台風19号では荒川河川水位が高まり、岩淵水門を閉じ隅田川の氾濫を防止した。
・ これからの治水は、流域のあらゆる関係者が協働する流域治水の時代だ。皆が取り組む流域治水で、SDGsを達成しよう!!
4.「流域治水」から複合災害に備える「流域防災」へ展開 中林一樹
・ 荒ぶる21世紀と脆弱化する社会:地震、温暖化による気候危機、超大型台風、コロナ感染、超高齢化社会、外国人増加・国際化、コミュニティの崩壊、地域社会力の低下が心配される。
・ 一つの災害の復旧する前に別の災害:同時被災型・同時対応型複合災害で直接死・関連死に繋がることに留意したい。
・ 複眼的な取組が必要:国・自治体・企業・NPO・市民の連携!
◆「コンクリートガラ有効活用による首都復興推進セミナー」9月4日 13時〜17時
T.新たな環境戦略と廃棄物処理の新たな展開
1.強靭で持続可能な資源循環システムの必要性  大迫政浩(国立環境研究所)
   人口減少下、強靭な資源循環システムが災害廃棄物対策として今こそ必要になってきた。
2.何のために、誰のために備え、救い、復興するのか  古本聡(株式会社土屋、障害の方)
  障害者権利条約ができたが社会の変化は小さい。コンガラ人工海山に希望を感じる。
3.新たな廃棄物処理戦略―3Rから4Rへー 中林一樹(都立大学名誉教授)
  災害廃棄物は、関東大震災時も埋め立てに使われた。平時のゴミ対策としての3Rに、脱カーボン対策を加えた「4R」を作っておく必要がある。災害時のコンクリ―ト塊を活用する“資源活用システム”を準備したい。
U.海洋生態系・環境の現状と再生と創造
4.世界の漁獲量の漸減と海洋生態系・環境の再生  高橋正征(水産資源保護協会)
   世界の漁獲資源は伸びたが、日本は減っている。有望な漁場は湧昇流のある大陸棚地域で、人工海底山脈により底層の豊富な栄養塩海水を持ち上げ、プランクトン増殖・小魚〜大魚への食の連鎖・生育・集魚が期待できる。
5.人工海底山脈(マウンド礁)の造成技術と整備効果  武田真典(水産工学研究所)
   九州周辺大陸棚で大規模な人工漁礁実験が16か所行われ、その集魚効果・漁獲量増加が確認されている。
 6.都市鉱山を活用した夢  鈴木達雄((株)人工海底山脈研究所)
   巨大地震のコンクリートの都市鉱山を速やかに撤去し、沖合に人工海底山脈をつくり、魚の増加につなぐ夢を!!
V.首都直下地震からの都市と海洋の創造的復興への課題
 7.廃棄から資源へ転換と環境・生態・経済 有川太郎(中大)
   再生資源循環の観点と、住民との合意形成が課題になる。
 8.陸域と海域をまたがる新たな資源循環とその利活用の展開  西川智(名大減災連携研究センター)
  大都市経年鉄筋コンクリート廃棄物を海洋で活用するメリットは 
@ 漁礁、A漁業資源増加、Bコンガラの削減、CCO₂固定の期待

所感:98年前の関東大震災では、江東区などで10万人死亡と数十万人の被災者を出した。現在、首都直下地震が30年以内に70%の確率で予想されている。その時には老朽化コンクリートビルが倒壊する等6000万トンのコンガラが発生すると予測されている。そのコンガラを東京湾地先の大陸棚に投下し、人工海底山脈をつくり、底層の栄養塩を湧昇させ、生態系を増殖させれば、魚資源の増加にもつながる希望と救いの国民への提言と痛感した。
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