屋上菜園瓦版158号
コロナ禍をチャンスに 家族農林漁業推進!
4月はセリ800g、ワケギ700g、シュンギク700g、ナガオカナ400g、ブロッコリー250g等の3.5kg。 3月下旬から始まった新型コロナウイルス肺炎防止対策のための営業や外出自粛が続き、世界でも日本でも厳しい状況になっている。
世界の中では最先進国アメリカが多くの方々の感染と死亡者を出す等、予想外のことになった。ヨーロッパでも似たような状況で、イタリアとスペインが深刻で、ドイツはかなりうまく対処している。アジアでは、台湾と韓国が早くから真剣に対応し、感染者も死亡者も少ない。
一方、世界各地の工場などの操業中止は、予想外のことが起こっているとNHK/BSで報じられている。ペンギンが街中を楽しそうに散歩し、ウミガメが久しぶりに海浜を占有し産卵している等々。
さらに、工場や車の排気ガスが無くなり、きれいな街が戻ってきたとも聞く。地球は人間のものとばかりに、勝手気まま放題に使い続けてきたことを反省する絶好のチャンスではないかと思う。
ESDsが叫ばれているが、家族農林漁業こそが本当の持続可能社会づくりなのだと国連は各国に共共有を指摘している。外国資源に依存する工業貿易立国を推進してきた日本も、世界に先駆けて、江戸時代の循環型ライフスタイルを再構築することが望まれる。生物多様性立国に!