仙台より先に初夏になっていると思って、コートも持たずにサンフランシスコに行ったら、海風がビュービュー吹いていました。そのせいで、風邪を引きました。飛行時間が10日間で50時間以上。トランジットなどの時間がその前後にありますので、その時間を足すと70時間ぐらい。約3分の1が移動時間というすごい海外出張でした。その成果、帰国直後に左耳の調子が悪く、一時的に自分の声がくぐもって聞こえたりしました。咳もなかなか止まりません。いまだにサンフランシスコの風が吹き荒れている感じです。
で、今回の出張ではNPOは地域の人たちに支持されることが大切だということを改めて実感してきました。地域の人たちに「あのNPOがあってよかったね」といわれる団体になること。そうすると、人もお金も場所もものも集まってくるということでした。
日々の活動に追われて、自分たちの外側を意識しないままでいる傾向がNPOにはあります。事務所のある地域、活動エリア、良く利用するお店など、自分たちの住む地域をもっと意識して、理解と共感を得られるような活動を上手にできるといいなと思いました。
そんなお手伝いをするのが【せんだいCARES】のミッションだと思いました。
強行軍の出張の合い間にSFMOMAで久しぶりにイブ・クラインのブルーに会ってきました。あの作品が今回のわたしを支えてくれたように思います。