三井台作品展2015(1) [2015年10月31日(Sat)]
三井台作品展2015(1)
今年も三井台南窓会が中心となり「三井台作品展」が南平東地区センターを会場として、10月24日(土曜日)から3日間、開催されました。
石塚さん作成のポスター 作品展の作業は前日の金曜日から始まります。午前8時30分には、「屈強の男衆」が、と言いたいところですが、「相当くたびれた高齢の男性たち」が、それと「頼りになる女性たち」が、センターに集まりました。日野市役所協働課に展示用パネルと支柱ポールを借りに行くためです。小型トラックは、例年のように、馬嶋さんに車と運転をお願いしました。集まった人たちは、トラックと車2台に分乗して、市役所に向かいます。協働課では、台車を使ってパネル13枚、支柱18本、支柱の鉄製重り18個を倉庫から運びます。トラックへの積み込みは若い馬嶋さん頼りです。9時過ぎには、センターに戻ってきて、荷物を降ろしました。階段があるので、台車が使えず、全て人の力が頼りです。バケツリレー方式で、支柱やパネルを運び込みます。 そして、パネルの組み立て作業です。
慣れない力仕事ですが、今年はずいぶんスムーズでした。だんだん慣れてきたからでしょうか?監督の萩原さんの指示がよかったからでしょうか。
午前10時半には、会場は完成しました。
準備完了の会場 支柱の足元には、躓き防止のために、藤戸さん、石塚さんが中心となり、ボランティアの女性たちと一緒に、段ボールを利用して、カバーを作ってくれました。事前に作ったので小さすぎたのもあり、現場で作業して大きくしたり、大変でした。
支柱カバー
午後1時から、作品の搬入が始まりました。今年も昨年と同じように順調に作品が集まり、続いて展示作業にかかります。
午後3時には、展示作業が全て終了しました。 明日の開始を待つばかりです。
関係者の皆さん、本当にご苦労様でした。(皆川) (続く)
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皆川眞孝
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安達太良山の紅葉-2
[2015年10月30日(Fri)]
安達太良山の紅葉-2 沼尻登山道から逸れて近くの硫黄川沿いに歩を進めれば「白糸の滝」を間近に眺められますが、有毒ガスの危険に身を曝すことになるので、禁止の告知板が立っていました。
沼尻スキー場入口の近くに中ノ沢温泉がありますが、温泉からそう遠くない日蔭山に原生林と不動滝があると聞いて行ってみることにしました。 不動滝は地元の人にもよくは知られていません。
続く <荒川>
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wild river
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安達太良山の紅葉-1
[2015年10月29日(Thu)]
安達太良山の紅葉-1
安達太良山は奥羽山脈の南部二本松市に聳える標高1699mの山で、有名な会津磐梯山のほぼ東にあり会津磐梯山より120mほど低く、古い履歴を有する火山ですが2400年ほど前から沈静化しました。しかし明治33年(1900年)に噴火しましたし、平成8年(1996年)には泥水を噴出、翌平成9年には火山ガスで死者4名を出しています。ですから地元や気象庁の情報に注意する必要があると思います。 二等三角点の安達太良山はつつじ等四季の花もよく、紅葉も素晴らしく、登山にも好適で 私も初めて登ったのですが、多数の高齢登山者に接することができました。 詩人高村光太郎の妻智恵子は二本松市に生家があり、智恵子と結婚後10年を経て最も幸福なとき光太郎が智恵子の実家に帰省して創作した詩集が「智恵子抄」だということです。 智恵子抄にうたわれている阿多多羅山は安達太良山のことです。 インターネットで安達太良山紅葉のブログを検索し「白糸の滝」周辺の紅葉が見ごろと知って沼尻のスキー場を目指すことにして、ここから紅葉探勝をスタートしました。 沼尻スキー場最上部に沼尻登山道の入口がありここから安達太良山山頂に達することができますが ルートには崩落個所があり慣れていないと危険です。 このルートは硫黄谷に沿っていて紅葉は見事というほかありません。 硫黄谷を詰めればそこに「白糸の滝」がみられますが、火山ガスの危険があります。
続く
文責 荒川
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wild river
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武蔵丘陵森林公園の赤ソバとコキア-2 [2015年10月28日(Wed)]
武蔵丘陵森林公園の赤ソバとコキア-2 何の変哲もない赤一色のお花畑ですが、子供たちの運動公園に続く山あいの広い敷地で、森林公園の中央口から徒歩20分の場所にありますから、天気の良い日に散歩がてら出かけてみるのも良いと思います。芝生やベンチでお弁当をひろげる高齢者を大勢みました。
終わり 文責 荒川
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wild river
at 09:00
武蔵丘陵森林公園の赤ソバとコキア-1
[2015年10月27日(Tue)]
武蔵丘陵森林公園の赤ソバとコキア-1 21日水曜日、NHKの総合テレビニュースで武蔵丘陵国営森林公園の赤ソバとコキアが花盛りと報道されました。 割合近い場所なので早速行ってみました。 折から小春日和、無風快晴で汗ばむばかりのポカポカ陽気、会場には中高年者がドッと詰めていました。
続く
文責 荒川
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wild river
at 09:00
スイス滞在(2) [2015年10月26日(Mon)]
スイス滞在(2) 今回スイスにはイタリアのミラノ経由で入りました。一番の理由は、航空運賃がスイス航空よりアリタリア航空の方が安かったからです。到着した夜はミラノ空港近くで一泊しましたが、それを計算してもスイス航空で直接スイスに入るよりずっと経済的でした。 翌朝早くミラノを列車で出発して、モントルーに午前11時半に到着。駅には、友人のモネ夫妻が出迎えに来てくれていました。
ホテルは駅のすぐ前にあります。ホテルに荷物を置いて、友人夫妻が徒歩で市内を案内してくれました。 まず、レマン湖です。ジュネーブ湖ともよばれています。
レマン湖の周りは、遊歩道で彫刻が飾ってあります。
大きなショッピングモールがあり、食料品はこの中のスーパーマーケットで買い物するのがよいと教わりました。お国柄、チーズやヨーグルトなど乳製品の種類と量の多さに驚きます。食料品の値段が、日本円に換算すると2倍ぐらいで物価が高いなと実感します。特に野菜や果物が輸入品だからでしょうか、高いようです。
昼食は、地元のレストランでトマト・フォンデュを食べました。一般のチーズフォンデュは、熱したチーズに、細かくちぎったパンを浸して食べますが、トマトフォンデュでは、パンの変わりに小さな茹でたジャガイモを使います。また、溶かしたチーズにトマトソースが入っています。チーズフォンデュより、あっさりして、私達の口にあいます。
フォンデュ このレストラン(Caveau des vigneros)は、ここでは有名な店らしく、地元の人たちでにぎわっています。味が良いので、私達は滞在中に結局3度行きました。 レストラン内部 ホテルに戻って、一休み。 夕方、モネ夫妻が車で迎えに来て、近くに住む妹さんの家に招待されました。妹さん夫妻は日本に来たこともあり、私達と顔なじみです。その家は、さらに高い位置にあり、テラスからの眺めはすばらしいものです。
3階のフロア―全部がひとつのアパート 毎日こんな素晴らしい景色がみられてどこへも行かなくても良いと思うのですが、彼女たちは1か月のスペイン旅行から帰ってきたばかりでした。 テラスで夕食をご馳走になりました。とてもおいしい鴨肉料理で、こちらではスーパーでもカモ肉を販売しています。
私が昼間みた不動産屋ではこのあたりのアパートは数億円の価格でしたので、誰が購入するのか聞いたところ、アラブの金持ちが購入しているそうです。アラブの国からみたら、ここは天国でしょう。確かに町の中ではブルカで顔を隠した女性やスカーフを頭からかぶった女性を以前より多く見かけるようになりました。 この日は、ホテルへ戻って一泊しました。 (続く)
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皆川眞孝
at 10:00
今朝の富士 [2015年10月25日(Sun)]
今朝の富士
今朝は雲一つない秋晴れでした。木枯らし1号が吹いてやや肌寒いほどでした。 鹿島台広場からは、富士山がきれいに見えました。
初冠雪は10日以上前でしたが、まだ本格的に雪が降っていないようで、ちょび髭を思わせるほどの雪が見えました。
まだ10月なので、ススキと富士山の取り合わせがきれいです。
また、スカイツリーも東の空にシルエットを描いていました。
(皆川眞孝)
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皆川眞孝
at 20:23
西九州 島巡り-7 [2015年10月25日(Sun)]
西九州 島巡り-7
生月大橋を渡るとき、車窓から海面をみると、かなりの潮流がみられました
九州の海岸は段々畑が多いと思いました 以下2枚の写真は今年の春、長崎を訪れた際に撮りました 終わり
文責 荒川
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wild river
at 09:00
テーマ川柳(マイナンバー) [2015年10月24日(Sat)]
テーマ川柳(マイナンバー)
産経新聞のテーマ川柳の今回のテーマは話題の「マイナンバー」です。 まだ実態や使われ方が良く分からないので、この川柳の中にも誤解しているのか、または皮肉なのか、頭を捻る句があります。 選者と評は、神奈川大学名誉教授・復本一郎先生です。(皆川眞孝)
<天> 「遺言状名前の横にマイナンバー」 藤井寺市 大田弘様
<評> 冗談のような話ですが、将来こんなことが義務付けられるかもしれませんね。死後処分法。呵々。
<地> 「マイナンバー届いた日にはもう欠番」 阪南市 山田哲雄様
<評> 老齢化がどんどん加速されつつある日本ですので、こんなことは十分に可能性のある話です。
<人>「お坊さん番号読んで御経する」 門真市 和泉雄幸様
<評> 「御経する」は「読経する」が可。戒名の他にマイナンバーも、ですか。大いに笑えますが・・・。
「寿限無より短いですよマイナンバー」 東京・荒川 諏訪克己様
でも12桁を覚えるのは、大変です。
「番号を不問のバイトないかしら」 伊勢崎市 渋川則明様 税務署がすべて把握するのが目的ですから・・
「壱番は誰なのだろう気にかかる」 明石市 小田和子様
そもそもどの役所の誰が番号をきめているのでしょうか?
「マイナンバーいつしかいらぬ氏素性」 堺市 石嵜治様
却って氏素性が大切な世の中になるかもしれません。
「マイナンバー日々諳んじて呆け防止」 堺市 荻野富幸様 それより、今日は何月何日かわかりますか?
「番号で呼ばれる身分になりました」 香川・小豆島町 田中雅文様
病院や銀行と違って、番号で呼ばれることはないでしょう。
「マイナンバー付くので子には名を付けず」 三原市 藤井嘉幸様
誤解しないでください。名前は必要です。
「楽しみね名前ナンバーお腹の子」 大阪市 大西ひな様
ナンバーが楽しみとは??
「ナンバーを語呂合わせして記憶する」 さいたま市 斎藤一様
そんなに無理して覚えなくてもよいのに。
「揺り籠から墓場までの十二ケタ」 東京・目黒 川村亮介
それだけに、他人に悪用されたら怖いですね。
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皆川眞孝
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西九州 島巡り-6 [2015年10月23日(Fri)]
西九州 島巡り-6 平戸城は別名亀岡城・亀甲城・目之鎮城とも呼ばれる。 山鹿素行の軍学に拠り築いた堅固な城で日本100名城の90番にランクされている。 城主は松浦鎮信で六万石と言われるが実際はオランダなどとの貿易で二十万石、三十万石にも匹敵する収入のある裕福な藩でした。宿泊したホテル旗松亭は天皇皇后両陛下が平成14年にご宿泊のホテルだと玄関の記念碑で出発の朝わかりました。
生月町大バエは大碆と書きます
続く
文責 荒川
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wild river
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西九州 島巡り-5 [2015年10月22日(Thu)]
西九州 島巡り-5 以上で長崎市街の見学を終了し、高速自動車道で佐世保市の方へ向かいます。長崎県佐世保市郊外の俵ヶ浦半島「展海峰」は眼下に広がる海と九十九島の 絶景がみられる景勝地です。 安政2年(1855)山口県岩国市生まれの田中穂積は18歳で海軍軍楽隊士となり、後海軍を辞するや佐世保女学校の音楽教師の職を得ました。在任中に17歳年下で東京帝大出のインテリー武島羽衣 作詞「美しき天然」の作詩に魅せられ、これに自分の好きな九十九島の風景を重ねて、女学生が愛唱できる作曲をしたと伝えられます。こうして日本初のワルツと言われる「美しき天然」が生まれ瞬く間に一世を風靡しました。(因みに武島羽衣は滝廉太郎作曲の「花」の作詞者としても知られた存在です) 田平(たびら)の天主堂は、すでに世界遺産にリストアップ済みと噂されているようです。 この小さく美しく精緻な赤レンガ積みの天主堂は当時教会堂棟梁として第一人者であった 鉄川与助の設計施行で建立されました。
続く <荒川>
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wild river
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悪徳商法事例集(93)マイナンバー詐欺 [2015年10月21日(Wed)]
悪徳商法事例集(93)マイナンバー詐欺
独立行政法人国民生活センターから、見守り情報を受け取りました。新しいマイナンバー制度に関するものです。マイナンバーの通知を受ける前から、もう悪徳商法が始まっています。 日野市の場合、マイナンバーの通知発送がおくれていて、11月初旬から中旬ごろとのことです(日野市役所に確認)。それまでは、何も手続きが必要ありません。マイナンバーに関する電話は全て詐欺です。(皆川) ___________ マイナンバー詐欺にご用心 ___________
<事例1> 「マイナンバー制度の導入に伴い、個人情報を調査中である」と言って、女性が来訪し、資産や保険の契約状況などを聞かれた。本当に行政機関がそのような調査をしているのか。(60歳代 女性) <事例2> 若い男性から「マイナンバーが順次届いており、みんな手続きをしているが、あなたは手続きしたか」との電話があった。「まだしていない」と答えると、「早く手続きをしないと刑事問題になるかもしれない」などと言われ、不審に思った。(70歳代 男性)
=================== <ひとこと助言> ☆マイナンバーの通知や利用手続き等で、国や自治体の職員が家族構成、資産や年金・保険の状況等を聞くことはありません。 ☆不審な電話はすぐに切り、来訪の申し出があっても断ってください。 ☆万が一金銭を要求されても決して支払わないようにしましょう。 ☆少しでも不安を感じたら、すぐにお住まいの自治体の消費生活センター等にご相談ください(消費者ホットライン188)。
*なお、マイナンバー制度の問い合わせは、内閣府のマイナンバー専用コールセンター0570-20-0178で受け付けています。
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皆川眞孝
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西九州 島巡り-4 [2015年10月20日(Tue)]
西九州 島巡り-4 世界遺産グラバー邸の見学
続く <荒川>
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wild river
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西九州 島巡り-3 [2015年10月19日(Mon)]
西九州 島巡り-3 雲仙温泉の朝、バスで出発して10時頃長崎市の東の方から市街に入りました。
長アの見どころの一つ「眼鏡橋」の架かる中島川の石堤にハート型の石が埋め込まれていて石に触れて願い事をすると叶うという。
中島川の眼鏡橋
続く <荒川>
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wild river
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今月の俳句(平成27年10月) [2015年10月18日(Sun)]
今月の俳句(平成27年10月) 今月の兼題は「新米」「新蕎麦」でした。しかし、ブログに載せるために選んだのは、それ以外の秋の季語の句が多くなりました。「新米」「新蕎麦」は昔からよく使われる季語のために、どうも似たような俳句になってしまいます。本当に俳句は難しい。 「今月の一句」の選と評は、木原さんにお願いしました。その他の句評は、藤戸さんです。
「祖母の背(せな)いよいよ丸く胡麻叩く」 小野 洋子
胡麻叩き 胡麻叩くが秋の季語。胡麻はアフリカが原産地でインド・朝鮮半島を経由して日本へは天平時代に入ったそうで、古くから人々の生活に根付いていた食物です。 胡麻は刮ハ(さくか)という乾性の子房の果実で熟すと縦裂して種を散布します。その種がいわゆる胡麻です。この句は刮ハを木槌か何かで叩いて胡麻を取り出す農作業を詠んだものです。三和土でしょうか、広縁でしょうか、胡麻を叩く祖母の背が年々丸くなっていくのを眺めていた子供の頃を作者は思い出したそうです。祖母と作者の暖かい交流が感じられる優しい句となりました。
「爽籟や光圀公の屋敷跡」 木原 義江
爽籟(そうらい)が秋の季語で、さわやかな風の響きの意です。光圀公とは勿論あの黄門様のことです。この度の南窓会のバスツアーで茨城へ行き、その訪問先のひとつが水戸光圀公の隠居所・西山荘(せいざんそう)でした。爽籟という漢詩的な表現により徳川御三家の一つの水戸藩・藩主であった光圀公の威厳や品格を表現されました。 句自体がかっちりした感じに仕上がっているのは、ひらがなが「や」と「の」だけで後は全部漢字の名詞だからでしょう。この印象から謹厳実直だった公のお人柄まで想像してしまいます。作者はついにこの句によって初級クラスを卒業されました。これからが大変楽しみです。
「草原にコスモス揺れて青き空」 皆川 瀧子
この句もバスツアーで訪れた「ひたち海浜公園」の景です。天気に恵まれ、真っ青な秋空の下、広大な海浜公園の丘はコスモスと紅葉したほうき草で埋め尽くされていました。丘には爽やかな風が吹き渡り、はるか眼下には太平洋がゆったりと広がっていました。草原という措辞により風のそよぎと空間の広がりを表現されました。真に素直な純な感じの句になりました。
「新米にしらす炊き込み伊豆の宿」 皆川 眞孝
一見季重なりに見える句ですが、新米が主の季語で、しらすが従の季語ですから季重なりでもこのような場合は問題ありません。「しらす」は静岡・神奈川の名産であり、地元のしらすを新米に炊き込んだ伊豆の宿の食事はさぞ美味しかったことでしょう。 白米の白、しらす(白子)の白、白の重複により輝くような白が強調されました。食材を句材にする場合はいかにも美味しそうに表現するのが作句のこつですが、この句はその点からも大成功です。
「秋の蚊のしのび寄りくる寝入りばな」 宮ア 和子
このような経験をした方は多いのではないでしょうか。夏の蚊はいかにも吸血鬼という勢いがありますが、秋が深まってくると蚊は弱々しくなります。それでも寝入りばなに耳許で幽かに鳴る羽音に目覚めさせられると、むやみに腹がたって顔の当たりを滅多矢鱈に叩いたりします。蚊は忍び寄っているわけではなく単に弱っているだけなので主観的表現ではありますが、「忍び寄る」と「来る」という二つの動詞を重ねることにより、襲われる側の気持ちと秋の蚊の様子を的確に表現されました。
「新蕎麦に銚子二本の男かな」 渡辺 功
これも美味しそうな句ですね。新蕎麦の美味しさを直接表現せず、銚子二本で表現された手腕はさすがです。普段ならざるそば一枚に銚子一本というところを、新蕎麦の香りを肴についつい、もう一本となったのでしょう。この銚子二本が眼目です。一本なら普段通り、三本以上となるともう蕎麦通というよりただの飲兵衛。そんなことをいろいろ考えさせる、楽しい、この作者らしい一句となりました。
「見霽(はる)かす大海凪て秋桜」 藤戸 紘子
これも数日前の南窓会バス旅行で「ひたち海浜公園」にいらっしゃった時の句だそうです。秋桜(あきざくら)は、ご存知のようにコスモス(秋の季語)のことですが、4音のコスモスに対して5音で使えるのが便利です。それに、洋風なコスモスに対して、秋桜は名前から和風で風雅です。常陸の丘陵の上から遥かに見渡すと、目の前は果てしなく青い太平洋、秋晴れの天気のもと、風もなく波も静かです。そして、近くを見れば、一面の色とりどりのコスモスが咲き乱れています。海の青と赤い花の色との対比、水平線の遠さと目の下の花の近さとの対比、そして海の大きさと、小さなコスモスの花との対比、立体的でスケールの大きな見事な俳句です。「見霽かす」「凪(なぎ)」という古典的な言葉が「秋桜」にマッチしていると思います。(句評―皆川眞孝)
今月の一句(選と評 木原義江) 「新米を洗う手先の軽やかさ」 宮崎 和子
収穫の秋、新米と新そばの句がなんと十一句ありました。 長い間生かされると、いくつになっても、果物も野菜も食べ物がいっぱいの「出来秋」を有難く思います。 そして収穫の代表の新米、お米を研ぐしゃらしゃらとする音に、そして透きとおる米の小粒に、昭和一桁の私は生きて食する幸せを感じます。新米を研ぐ時、確かに手先に軽やかさを感じます。その微妙な感覚を句にして下さった感激を込めて、今月の一句に選ばさせて頂きました。 (木原義江)
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皆川眞孝
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西九州 島巡り-2 [2015年10月16日(Fri)]
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wild river
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西九州 島巡り-1
[2015年10月15日(Thu)]
西九州 島巡り-1
阪急交通公社企画の、西九州 熊本県の天草諸島、長崎県の世界遺産グラバー邸・平戸島・生月島を巡る旅行を予約して、9月下旬見学してまいりました。 概要は以下のとうりです。 羽田空港→有明佐賀空港→天草諸島(パールライン・バス)→島鉄フェリー →島原半島 (雲仙温泉 有明ホテル泊) 雲仙温泉→長崎市街→平戸島 (平戸温泉 国際観光ホテル 旗松亭泊)
平戸島→生月島→佐賀県唐津→佐賀空港→羽田空港
続く
文責 荒川
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wild river
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百草シニアクラブ作品展 [2015年10月14日(Wed)]
百草シニアクラブ作品展
百草シニアクラブは、三井台南窓会と同様に、毎年独自に作品展を開催しています。 今年は10月の3日から5日まで開催していました。 案内を受け取ったので、小菅さん、小野さんと一緒に行ってきました。
会場は、南百草地区センターで洋室と和室の二部屋があり、羨ましいほど広いセンターです。
会場には、絵画、写真、書、絵手紙、手芸などの作品、39点が飾られています。 絵画が多いのが特色です。
絵画コーナー
書(我は海の子)
手芸のコーナー
和室では、来場者のために、大正琴の演奏をしていました。なかなかお上手でした。
南窓会の作品展も、皆さんのご協力により成功させたいものです。 (皆川)
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皆川眞孝
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弘前城の大移動-3 [2015年10月13日(Tue)]
弘前城の大移動-3 NHK 1 テレビに出演した曳家スペシャリスト「石川憲太郎」氏に声をかけて、東京から見学に来ましたと告げてポートレートの撮影をお願いしたところ、快く聞き入れてポーズをとってくださいました。 弘前城を大勢の市民が懸命に曳くのを見学した後、城内の植物園(信州大学管理)を散策、そのとき植物園の清掃をいているご婦人に写真撮影の場所について尋ねたところ、JR弘前駅から出る私鉄弘南線の沿線で東京からカメラマンが訪れる場所があると教えられ、弘前滞在二日目の撮影はそこに早朝行って、午後の新幹線で帰宅することにしました。以下の写真は、弘前城を曳くのを見学してホテルに泊まった翌日に、昨日地元の方から教えられて 撮影に行った私鉄沿線の写真です。
刈り取った稲の束ね方や干し方は、この地方独特の風情を感じます。
終わり 文責 荒川
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wild river
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弘前城の大移動-2 [2015年10月12日(Mon)]
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wild river
at 09:00
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