世界遺産 白川郷を訪ねて [2012年11月06日(Tue)]
世界遺産 白川郷を訪ねて 岐阜県大野郡白川村にある我が国の誇る世界遺産「合掌集落」を訪れてみました。 訪問時期は10月下旬に入ったばかりのときでしたが、ようやく秋色に染まり始めた集落をみることができました。 合掌集落は“荻町・馬狩地区”“小白川地区”“御母衣地区”の三地区に在ることを後で知ったのですが、私は荻町・馬狩地区を見学してまいりました。
参考までに、マイカーで往復したのですが、往復約700kmはあまり堪えませんが、東海北陸自動車道は長いトンネルとトンネル数が20余もあり飛ばす若者も多いので運転には気を付ける必要があります。白川スーパー林道から見た白川郷 雨に佇む合掌造り 未だ緑に包まれた合掌造り 黄葉のある合掌造り 合掌造り全景 白川に懸る橋上の観光客 中国語のお喋りが聞こえました真宗大谷派明善寺の合掌造り鐘楼 この寺にしかない珍しいものだそうです民宿「久松」の表札の合掌造り 修理中の合掌造り 御先祖の墓前の合掌造り 後記:白川郷観光管理機関は個人有料駐車場は世界遺産の風光維持に悪影響を及ぼしかねないとして廃止の方向で努力しているとききました。 私が訪れた時には公営無料駐車場に誘導され入車できました。 集落の中心部を流れる白川は木曽川の上流部の川で、白川のほかにも木曽川上流部には数多くの支流が存在するそうです。 富山・石川・岐阜三県に跨るこの地域は高速道路網の建設整備が目覚ましく驚くばかりでした。
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wild river
at 16:00
映画「終の信託」 [2012年11月04日(Sun)]
蓼科・秋色.docx蓼科・秋色.docx映画「終の信託」
周防正行監督の最新作「終(つい)の信託」をワーナー・マイカル多摩センターでみてきました。 主演は、あの「Shall we ダンス?」のコンビ、草刈民代と役所広司です。 尊厳死という重いテーマを扱っています。
自分の死が近いと悟った江木(役所広司)は、担当女性医師の綾乃(草刈民代)に、「最期の時は早く楽にしてほしい」とお願いします。その後、江木が心肺停止となり救急車で運ばれ、心臓だけは動きますが、意識は戻りません。患者からの信託を受けた綾乃は、延命措置である人工呼吸器をはずすべきか、悩みます。家族に話して、延命措置を中止して、江木は死にます。3年後、綾乃は検事の取調べを受けます。そして、殺人罪で逮捕されてしまいます。
映画は、上のようなストーリーを丁寧に描きます。特に、検事から厳しく取調べを受ける場面は、30分以上続きます。よく新聞などで、無実なのに自白したと報道され、なぜだろうと思うことがありますが、この映画をみると納得します。有罪に持っていこうと誘導する取調官の巧妙さに普通の人間なら耐えられそうもありません。 予告編は次をクリックすると見られます http://www.youtube.com/watch?v=wTuFa5zimWg
周防監督は「シコふんじゃった」や「Shall we ダンス?」という娯楽路線から出発しましたが、痴漢冤罪を扱った「それでもボクはやってない」で社会問題を真剣に取り扱う方向に変えたようです。 決して楽しい映画ではありませんが、大事な問題を投げかけています。現状では、尊厳死を患者が望んでも、医者が殺人罪で起訴される恐れがあり、まず行ってくれないでしょう。 (文責:皆川)
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皆川眞孝
at 08:00
悪徳商法事例集(22)結婚相談 [2012年11月01日(Thu)]
悪徳商法事例集(22)結婚相談 独立行政法人国民生活センターから、悪徳商法に関する情報を入手しました。 今回のケースは、結婚しない子供を持つ親の気持ちに付け込んだ、新手の商法です。詐欺とは言えないでしょうが、このようなあくどい「結婚相談所」は避けた方がよいでしょう。(皆川)
「子の結婚は親の義務」?結婚相手紹介サービス 結婚相手紹介サービス業者から「未婚の家族はいますか」と電話があった。 30歳代後半の息子に早く結婚してほしいと思っていたため訪問を承諾した。料 金体系などの説明を受けた後、「息子本人に確認してから契約したい」と伝え たが、「子どもの結婚は親の義務」と繰り返され、「無断で契約しても良い相 手さえ見つかれば絶対感謝されます」と強く言われた。「契約は早いほうがい い」とせかされたこともあり、息子に確認せずに自分の名前で入会手続きをし てしまった。 その後、息子に報告したところ、「勝手なことをするな」と激怒され、口をきいてもらえなくなった。お見合いどころではない。解約できるか。 (60歳代 女性)
================== <ひとこと助言> ☆結婚する本人だけでなく、その親を勧誘する結婚相手紹介サービスに関する相談が寄せられています。
☆事業者は「子どもに早く結婚してほしい」という親の気持ちに付け込んで勧誘してきますが、結婚するのは子ども自身です。必ず本人に確認し、納得してから契約することが大切です。
☆子どもが反対したため解約を希望すると「親の説得の仕方が悪い」と怒鳴られたケースもありました。この他にも、勧誘時に説明のなかった成婚料を請求される等のトラブルも起きています。
☆契約しても、本人が気に入る人が紹介されるとは限りません。過度な期待は抱かずに、慎重に契約しましょう。
☆一定の条件を満たせばクーリング・オフや中途解約ができる場合があります。 心配なときは、お住まいの自治体の消費生活センター等にご相談ください。
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Posted by
皆川眞孝
at 08:00