悪徳商法事例集(153)光回線 [2018年10月30日(Tue)]
悪徳商法事例集(153)光回線の変更 独立行政法人国民生活センターから見守り新鮮情報が届きました。 今回は詐欺ではありませんが、光回線といえばNTTと思っている消費者の錯覚を利用した商法です。 ___________ 光回線サービスの変更は、内容をよく理解してから ____________ <事例1> 「電力工事のお知らせに訪問したい」と言われ、契約中の電力会社だと思い話を聞いた。「この地域は皆、この光回線にしている」と変更が必要であるかのように言われ、書類に記入したら、別会社への光回線申込だった。(70歳代女性) <事例2> 契約中の大手通信事業者Aを名乗る電話があり、「光コラボの案内。今より千円ほど安くなる」と勧誘された。A社のプラン変更だと思い手続きをしたら、別会社との契約になっていた。(60歳代 男性) ========== <ひとこと助言> ☆NTT東日本やNTT西日本から光回線を借り受けた事業者(光コラボレーション事業者)の参入が増え、これらが提供する光回線サービス(コラボ光)の相談も寄せられています。光コラボレーション事業者との契約は、NTT東西との契約ではありません。 ☆「安くなる」と勧誘されても他のオプションサービスとセット契約だった場合、今の料金より高くなることがあります。 ☆勧誘されてもすぐに返事をせず、契約先の事業者名、サービス名など契約内容を確認しましょう。内容が理解出来ない、必要がないと思った場合は、きっぱり断りましょう。 ☆コラボ光は、電気通信事業法の解約ルールである「初期契約解除制度」の対象です。解約したいと思ったら、すぐに光コラボレーション事業者に申し出ましょう。心配なときは、お早めにお住まいの自治体の消費生活センター等にご相談ください(消費者ホットライン188)。 |
Posted by
皆川眞孝
at 09:00