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多摩丘陵にある日野市三井台、ここに住む高齢者のクラブ・三井台南窓会の会員が中心になって作っている団体ブログです。地元の季節毎の写真、南窓会の活動報告、会員の旅行記、俳句、地域の情報など、多様な記事が満載です。
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北海道中央南部の旅(5) [2018年08月03日(Fri)]
北海道中央南部の旅(5)

幌加駅

音更線(オトフケセン)の歴史と幌加駅

旧国鉄士幌線の上士幌駅以北(建設期間中、音更線と呼ばれた)の延長部は、1934(昭和9)年から工事が開始されました。翌年、清水谷駅までが開通し、1937(昭和12)年には糠平駅まで開通、十勝三股駅までの全線が開通したのは1939(昭和14)年のことでした。
音更線は全線開通後、帯広〜上士幌間を合わせて総延長76kmとなり、名称も士幌線となりました。その後糠平ダムの建設により、清水谷駅〜幌加駅間のルート変更が行われ、総延長も2.3km延びて78.3kmとなりました。

音更線は音更川上流の森林資源の開発に貢献しましたが、情勢の変化ににより1978(昭和53)年、糠平駅〜十勝三股駅がバス転換し、1987(昭和62)年全線廃止になりました。
幌加駅は士幌線の起点帯広駅から69km、士幌線の終点十勝三俣駅から一つ手前の駅で終点から7km に位置しています。帯広駅から38km の上士幌駅から幌加駅に至る33kmの区間(つまり音更線)は殆ど上り勾配でSL時代、機関車への石炭投入は休みなしの連続投入を強いられ大変な重労働の区間として有名でした。
昭和29年洞爺丸台風により幌加周辺に大量の風倒木が発生し、その処理に多くの造材人夫が入り住宅、商店、飲食店、事業所が建設されました。
昭和37年頃の幌加は約80軒の建物と350人の人が暮らす賑やかな町でしたが風倒木の処理が終わるにつれて人々は去り、前記昭和53年幌加駅もその役目を終えました.
幌加駅は北海道遺産として保護されています。


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続く





文責 荒川
Posted by wild river at 09:00
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