テーマ川柳「昭和」 [2017年06月12日(Mon)]
テーマ川柳 「昭和」 今週の産経新聞のテーマ川柳のテーマは「昭和」でした。私達は昭和の時代を平成より長く過ごしています。それだけに、懐かしく感じます。これらの川柳は、説明不要で理解できます。 《天》 「お隣で電話借りてた昭和あり」 姫路市 中山 忠宏 <評> 本当になつかしく思い出しますね。電話のある家は、ごく少数。緊急の時には、お隣さんへ。 《地》 「物々交換母の着物は藷になり」 東京・杉並 高田 淳子 <評> こんな思い出も、昭和の一つでしょう。戦中、戦後、人々は必死になって生きてきましたよね。 《人》 「直立の似合う白黒家族写真」 川崎市 大平 小鈴 <評>天然色写真の普及は、いつごろからでしたでしょう。皆、緊張して写真におさまっていましたね。 「ひとつずつ揃えた神器なでまわし」 東京・練馬 三輪 眞理子 「駄菓子屋に走って行った下駄の音」 八尾市 大西 重郎 「玉音で民主国家が誕生す」 三原市 藤井 嘉幸 「携帯もスマホも持たず生きられた」 大阪市 大藪 幸二 「神様が人間になり平和知る」 東京・新宿 菅佐原 道夫 「アマゾンは密林ですと教えられ」 池田市 森 純也 「激動の昭和優しい母がいた」 御坊市 山崎 恭平 「粉末のジュースに昭和が溶けている」 廿日市市 梶川 芳文 |
Posted by
皆川眞孝
at 09:00