長谷寺(1)
2016 奈良の紅葉
[2017年01月12日(Thu)]
長谷寺(1) 2016 奈良の紅葉 長谷寺は西国巡礼三十三か所八番札所、檀信徒およそ200万人、真言宗豊山派総本山、四季を通じて花のお寺として信仰を集めています。 朱鳥元年(あかみどりがんねん)(686年)天武天皇のおんため道明上人が「銅板法華相図」を初瀬山西の岡に安置したことにはじまり、その後神亀4年(727)徳道上人が聖武天皇の勅願によりご本尊十一面観世音菩薩を東の岡に祀られました。 徳道上人は観音信仰にあついお方で西国三十三所観音霊場を開いた大徳として知られ、長谷寺はそれゆえに観音信仰の根本道場と呼ばれ、長谷詣で、長谷信仰は全国に広がりました。 さらに下って天正16年(1588)専誉僧正(せんにょそうじょう)がご入山してさらに長谷寺の名声がたかまりました。 長谷寺の本堂は創建以来何度も消失し、その都度全国信徒の寄進を集めて復興してきましたが、現存の本堂は慶安3年(1650)徳川第三代将軍家光の寄進によって建立されたもので平成16年国宝に指定されました。 続く 文責 荒川 |
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wild river
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