悪徳商法事例集(95)音声ガイダンス [2016年01月24日(Sun)]
悪徳商法事例集(95)音声ガイダンス 独立行政法人国民生活センターから、見守り新鮮情報を受け取りました。 今回の詐欺の手口は、音声ガイダンスを利用して、架空に料金を請求しようとするものです。 パソコンへ架空請求を送ってくる手口がありますが、携帯電話まで架空の請求を送ってくるようになりました。詐欺師たちは、次から次へと新しい手口を考えて私達をダマそうと近づいてきます。 携帯電話にかかってきた知らない電話には気を付けてください。(皆川眞孝) 音声ガイダンスを利用した架空請求に気をつけて ____________ 携帯電話に着信があったので、かけ直すと「動画コンテンツに登録し料金を滞納している。支払わなければ民事訴訟を起こす」という音声ガイダンスが流れた。「料金を知りたい方は1を、心当たりのない人は2を」と言われたので「2」を押したところ、電話が繋がり、いきなり名前を聞かれた。そこで、先方の名前を尋ねたら電話を切られた。電話の内容に心当たりがない。(70歳代 男性) ============ <ひとこと助言> ☆非通知や見知らぬ電話番号に出たり、かけ直したりしないようにしましょう。 ☆「訴訟を起こす」などと言われ不安になっても、決して金銭の要求に応じてはいけません。覚えのない請求は無視しましょう。 ☆他にも、音声ガイダンスを使って、公共機関名をかたったり、給付金等の支給などといって個人情報を取得しようとする手口もあります。疑問や不安を感じたとき、相手には連絡せず、まずお住まいの自治体の消費生活センター等にご相談ください(消費者ホットライン188)。 |
Posted by
皆川眞孝
at 09:00