映画「謎解きはディナーのあとで」 [2013年08月10日(Sat)]
映画「謎解きはディナーのあとで」 TV連続ドラマでおなじみの「謎解きはディナーのあとで」が映画化されたので、多摩センターで見てきました。 連続ドラマの原作は、2011年の本屋大賞でベストセラーとなった東川篤哉のミステリー短編集です。ありえない設定のなかで犯罪の謎を見事に解決していく漫画風ドラマなので、軽佻浮薄な現代の風潮にあっているのでしょう。 私はこのような軽いミステリーは好きなので、原作の本(1)(2)を読み、TVドラマは全部見ています. この映画のストーリーは出版された本の中にはない、オリジナルですので、TVを見たことがない人も問題なく楽しめます。 映画のあらすじ 大財閥の令嬢・宝生麗子(北川景子)は、身分を隠して国立署の刑事の仕事をしている。上司の風祭警部(椎名桔平)はピントがずれていることが多いが、彼は風祭モーターズの御曹司。麗子には影山(櫻井翔)という執事がいる。難事件で麗子が困っている時はいつも絶妙な推理で手助けしてくれるが、「失礼ながら、お嬢様の目は節穴でございますか?」と毒舌で麗子を怒らせることが多い。 今回は、麗子は久しぶりに休暇を取って、シンガポールまでの豪華客船の旅に、影山を同行させて、楽しもうとする。この船に、偶然風祭刑事も、シンガポール政府へ贈呈するライオンの像を警備するため、乗り合わせている。 華やかな船内で突然謎の殺人事件が発生する。船から海に死体が投げ込まれた。船を止めて死体を回収すると、被害者は、乗客のひとり、シンガポール財閥王とわかる。そして、また別の毒薬による殺人未遂事件が発生。そのうちに、麗子が犯人に誘拐される。犯人は船内にいるがいったい誰か?その目的は?いつもは陰で麗子を助ける影山が、表舞台にでて活躍する。。。。 (ミステリーなので、これ以上は書けません) ドラマが人気あったからでしょう。映画館は久しぶりに子供ずれでにぎわっていました。 ストーリーは実際にはありえない荒唐無稽な話ですが、麗子と影山という凸凹コンビ、そこにピンボケ風祭警部のからみが面白く、ユーモアタッチの娯楽作品として気楽に見られます。気分転換にはいいでしょう。この映画では櫻井翔、北川景子、椎名桔平の常連俳優のほかに、中村雅俊、竹中直人、宮沢りえ、など豪華キャストが楽しんで演技をしています。また、実際に就航している豪華客船「スーパ−スター・ヴァーゴ」の船上で撮影しているので、船旅の気分も味わうことができます。 映画の公式ホームページは次の通りです。 http://www.nazotoki-movie.jp/index.html (文責:皆川) |
Posted by
皆川眞孝
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