押花作品展2013(1) [2013年05月24日(Fri)]
押花作品展2013(1) 先日ブログでご案内したブリリアント押花作品展が23日からスタートしたので、初日に訪れました。(25日の午前中まで)会場は八王子市の長池公園自然館です。(文責:皆川) 会場に入ってまず目を引くのが、正面の大きな花火の共同作品です。 よく見ると、花火は「うちわ」に押し花を糊付したものです。手前には人物をあらわす「うちわ」があり、スカイツリーもシルエットで見えます。この「押し花うちわ」は全部、東北の大震災被災者に後日届けることになっているとのこと。アイディアに感心しました。 この押花作品展は、長南さんが指導している4教室、32名の生徒さんの作品(約70点)が展示されています。押し花といっても、多様なテクニックがあり、その表現法も花を自然に見せたものから、絵画風にまとめた作品まで、いろいろあります。それぞれの個性や希望に合わせて指導するのですから、先生の苦労もざぞや大変だろうと想像しました。 今年の長南さんの作品は、落ち着いた色彩のブーケです。 こちらは、「風に吹かれて」という絵画的な作品で、「ほうずき」を使って、風をうまく表現しています。 生徒の作品は個性的ですばらしいものが多く全部お見せしたいのですが、そのうち私が面白く思ったものを数点紹介します。(敬称略) まず、北斎の「赤冨士」を思わせる「夕映え」です。これは太陽に照らされた華やかな富士山です。 トウモロコシの皮を使って砂漠を表現した「月の砂漠」もよくできています。青い夜空はクレマチスを使っています。 次の作品は奄美大島の画家田中一村の絵を連想させます。 また紅葉だけを使って日本画のような作品もあります。 24日午前には日野ケーブルテレビがこの押花作品展の取材に来て、夕方午後6時の「デイリーひの」で放映するそうですですので、ご覧ください。 (続く) |
Posted by
皆川眞孝
at 09:00