近畿逍遥(44) [2010年12月24日(Fri)]
近畿逍遥(44) (12月−3) 神戸三ノ宮の華麗なる光の散歩道を歩いてみましょう。「神戸ルミナリエ」は、平成7年(1995)に発生した阪神・淡路大震災で犠牲になった人々の鎮魂と、大きな被害を受けた都市の復興を願って、同年12月に初めて開催されました。以降、人びとの希望を象徴する冬の風物詩として定着、現在まで人々の熱意と期待によって開催が続けられています。今年も第16回目を迎え、2日〜13日(12日間)で開催されました。 会場は三ノ宮駅近く、旧外国人居留地、東遊園地に光のモニュメントが一面に飾られます。 光の玄関に始まり、光の回廊、光の壁掛けなどの輝きが神戸の街を優しく照らします。 尚、写真は、2003〜2006年版を組み合わせたものです。 今も状況が変わらないとすれば、平日18:00〜21:30ぐらい、土日17:00〜22:00ぐらい。光の玄関に辿りつくまで長蛇の列で一時間以上は要したと思いました。観光客も殺到する土日は避けて、平日の少し時間をずらして20時ぐらいからスタートすれば比較的スムーズに流れて、光の玄関、回廊、壁掛けと充分に堪能できると思います。 Kobe Luminarie (2003〜2006) 毎年その年のテーマに基づいて造形されています。 2010年の作者からのメッセージは下記の通りとなっています。 今年も冬の神戸に 無数の光が灯される 冷たい夜空の下に 人と人を結びつける 眩い輝きは 過去と未来を結ぶ神戸の記憶 悲しみの時を経て 新たな記憶を留めるために 光のフォルムは 変わり続ける すべては輝きの中にある 「輝きの記憶を留めるために」 (12月 了) |
Posted by
奥野 祥司
at 08:00
数年前に行った丸の内のイルミネーションを思いだしました。丸の内のものは、神戸ルミナリエをまねしたものだと、聞きました。やはり、神戸のものは、スケールが大きいですね。
それに、写真が鮮明でびっくりしています。三脚撮影は許されていないと思いますが・・・
皆川