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多摩丘陵にある日野市三井台、ここに住む高齢者のクラブ・三井台南窓会の会員が中心になって作っている団体ブログです。地元の季節毎の写真、南窓会の活動報告、会員の旅行記、俳句、地域の情報など、多様な記事が満載です。
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今月の俳句(令和2年5月) [2020年05月25日(Mon)]
今月の俳句(令和2年5月)


南窓会俳句サークルの句会は、新型コロナウイルス感染防止のため地区センターが使えず、3月、4月と休みました。5月の現在も地区センターは使えませんが、メールにより投句・選句を行う「通信句会、テレ句会」を開きました。兼題は「立夏・夏に入る」です。久しぶりなので、俳句に対する勘を取り戻すのに苦労しています。


「湧き上がる子等の歓声夏に入る」
  皆川 瀧子

コメント 2020-05-24 165152.jpg

コロナ禍で外出自粛、休校とこの春は重苦しい空気に包まれた日々でした。夏の到来でコロナ禍もその猛威に翳りが見えてきたように感じます。我が町の小学校も授業再開されたのか、先日向いの家の新一年生がランドセルを背に雄叫びを上げて駆けて登校して行きました。弾ける喜びを全身で表現した子等の歓声と生命力溢れる夏到来の開放感が良く響き合っています。

「夏立つや新品シャツに袖通す」
  宮ア 和子

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八方塞がりのこの春でしたが、夏に向かいコロナの脅威から少し解放されそうな気配が感じられます。まだ完全に自由とはなりませんが、それでも多くの人が平凡な日常の大事さを感じていて、それを待ち望んでいました。作者は新品の夏用のシャツに腕を通しながら解放の喜びを噛みしめられたのでしょう。夏の開放感と新品を身につけた時のときめきがよく伝わってきます。

「カーテンをすつかり替へて夏隣」
  木原 義江

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今年ほど夏が待ち遠しく思えたことはなかったと感じるほど辛く暗い春でした。作者のお宅は季節でカーテンを架け替えておられるのかもしれませんが、今年はいつもとはちょっと違う意味合いがあったのかもしれません。この重苦しいコロナ禍の季節から解放され、明るい日常を待ち望む気持ちが、すっかりの一語に籠められているように感じ、期待をこめた夏隣なのだと思います。

「八十八地蔵めぐりや著莪の花」
 小野 洋子

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高幡不動尊の裏山における地蔵巡りでしょうか。小山に設置されていますので軽い気持ちで歩き始めましたら結構疲れました。お地蔵さまの柔和なお顔とレースのような著莪の花がよく響き合っています。

「風すさぶ森老鶯の声高し」
    皆川 眞孝

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春は春嵐という季語が示すように強風が吹き荒れる日があります。丘陵の木々が激しく揺れている景が浮かびます。その時老鶯(夏鶯)の谷渡り(けきょけきょという長鳴き)が聞こえてきたという一句。嵐にめげず 元気な鳴き声をあげる小さな命の健気さに感じ入ったことでしょう。


「休業の貼り紙捲れ五月憂し」
 藤戸 紘子

harigai.jpg

 通常でも商店のシャッターに貼った休業中との貼り紙を見るだけで憂鬱になりますが、それがコロナウイルスの自粛となるとなおさらです。「紙が捲れ」という細かな観察から長く休業していることがわかり、一層哀れを誘います。(評:皆川眞孝)

<今月の一句>(選と評:宮ア和子)

「紺碧の潮目際やか夏に入る」
    藤戸 紘子

siome.jpg

大きく景が目に浮かび、潮目に注目していること、夏立つではなく、夏にいる で、ゆったりした感じがでて、気持ちがいい句と思いました。 海を観たくなりました。(評:宮ア和子)

<添削教室>(藤戸紘子)

原句 「草抜けば蟇が寄り来て虫食めり」 小野 洋子

いろいろなことを詰め込み過ぎです。また、「抜く、寄り来る、食めり」と動詞が多すぎてごたごたしています。「虫食めり」をあきらめましょう。

添削例 「草抜けばのそりと蟇のいで来たる」小野洋子
Posted by 皆川眞孝 at 09:00
この記事のURL
https://blog.canpan.info/nsk/archive/4943
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コメント
荒川様、藤戸様

コメントを有難うございます。
やっと緊急事態宣言が解除されました。警戒は必要ですが、すこしずつ以前の生活にもどさなければなりません。
俳句の方も、閉じこもっていたのであまり頭が働かかくなっています。ブログもしばらく休んでいると、やり方を忘れてしまいます。
それでも今月の俳句では、明るい初夏の俳句が多く、それに合わせて前向きな写真を選びました。
6月は集まって句会を開けそうです。
皆川眞孝
皆川眞孝
Posted by:皆川  at 2020年05月27日(Wed) 06:25

荒川様
お久しぶりです!外出自粛でストレスを貯め込んでいらっしゃいませんか?お元気そうでなによりです。
早速のコメントをありがとうございます。俳句は座の文芸と言われるように参加者全員が寄合い、意見を出し合い知恵を出し合ってこその妙味があるのでメールでの句会をすることにちょっと迷いがありました。が、自粛が長引くなかで焦りみたいな気分を感じるようになりました。と、いうのは俳句に限ったことではありませんが、中断すると勘というかコツというか感性がどんどん退化していくことが気になりだしました。5月ついにしびれをきらしメールによる通信句会を開催することに決定。会員からすぐに句が送信されました。待っていてくださった方にもお礼を申し上げます。

皆川様
久々の皆川さんのセンスある写真の選択、判りやすいコメントをありがとうございました。どの写真からも明るく生命力に満ちた夏の感覚が伝わってきます。本格的な猛暑の前はあまり有り難くない梅雨があるのですが、その梅雨ですら懐かしくあらゆる生命体に必要な雨であることを再認識しています。暑いの寒のと文句ばかり言っていた日常がいかに大切か、コロナ禍により学んだことでした。
Posted by:藤戸 紘子  at 2020年05月25日(Mon) 13:59

皆川&藤戸さま
“今月の俳句”の序文・・「通信句会・テレ句会」を開きました‥を読んで、私はサムエル・ウルマンの青春の詩 理想を求めて学びの心を失わないかぎり人は老いない を想い起こしました。まさに「老鶯の声高し」です!!
会員の皆様の姿勢を見習わなければならないと思いました。
思わぬコロナcovid-19 の発生で憂いの多い春でした。識者の言によればウイルスとの共存の為、これからは一人々が新しい生活様式を創造しなければならないということですので
句会グループ皆様の活動を手本に奮起したいと思います。
“いろいろなことを詰めこみ過ぎ”という添削の言葉を目にして、俳句はどの様に生きるべきかの諭しでもあると思いました。
Posted by:荒川 健三」  at 2020年05月25日(Mon) 09:56

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