「赤い鳥」掲載の詩(18) [2009年07月16日(Thu)]
「赤い鳥」掲載の詩(18) 13巻4号 (19巻3号表紙の替わり) ******* 藤の花 川尻小学校高等科二年 山下 あさ 春の日だまり 藤の花が やはらかさうに のびている 藤の花をそっとゆすぶった後 太陽の光が 私の手の上に やはらかに てった (昭和2年9月号、19巻第3号) 参考 万葉集の「藤」の歌を一首 「藤浪(ふぢなみ)の 花は盛りに なりにけり 平城(なら)の都を 思ほすや君」 大伴四綱(おおとものよつな) 【補記】ここ大宰府では藤の花が盛りになりました。奈良の都を懐かしく思い出されますか、あなた様(大伴旅人)も 三井台Oさん宅の見事な藤. |
Posted by
皆川眞孝
at 20:18