• もっと見る
多摩丘陵にある日野市三井台、ここに住む高齢者のクラブ・三井台南窓会の会員が中心になって作っている団体ブログです。地元の季節毎の写真、南窓会の活動報告、会員の旅行記、俳句、地域の情報など、多様な記事が満載です。
<< 2024年03月 >>
          1 2
3 4 5 6 7 8 9
10 11 12 13 14 15 16
17 18 19 20 21 22 23
24 25 26 27 28 29 30
31            
カテゴリアーカイブ
最新記事
最新コメント
出浦洋子
今月の俳句(令和6年3月) (03/22) 藤戸 紘子
今月の俳句(令和6年3月) (03/22) 皆川
今月の俳句(令和6年3月) (03/21) 出浦洋子
今月の俳句(令和6年3月) (03/21) 藤戸 紘子
今月の俳句(令和6年2月) (02/21) 皆川眞孝
今月の俳句(令和6年2月) (02/20) 出浦洋子
今月の俳句(令和6年2月) (02/19) 出浦洋子
今月の俳句(令和6年1月) (01/25) 藤戸 紘子
今月の俳句(令和6年1月) (01/24) 宮ア和子
今月の俳句(令和6年1月) (01/23)
最新トラックバック
月別アーカイブ
北海道中央南部の旅(1)  [2018年07月27日(Fri)]
北海道中央南部の旅(1)

(前文)
北海道中央部の南には、札幌を中心とする広い石狩平野に次ぐ広さの十勝平野があります。
十勝平野は帯広が中心ですが、明治中期、慶応義塾に学び福沢諭吉の薫陶を受けた依田勉三の率いる晩成社の入植で開拓されました。以来畑作が盛んで広大な畑を目にします。
十勝帯広空港に降りてみた最初の印象は旧満州などの大陸を訪れた感じでした。
道路はすべて十粁、二十キロと一直線で、そのうえ交通量は疎らです。
周囲を見渡すと西に日高山脈、北に石狩山地が見え、6月だというのに雪に覆われた山も遠望できます。日本らしからぬ大陸の風景です。

十勝平野には周囲の山地も含め開拓時からの北海道遺産がありますが、中でも最近知られるようになった「タウシュベツ川鉄道橋」は糠平湖に注ぐタウシュベツ川の流入口を横断するコンクリート製アーチ橋のため、発電用ダムで堰き止められた糠平人造湖の貯水により、5月〜6月の二か月弱を除き水没し、冬は豪雪と凍結に閉じ込められれて、損傷倒壊は避けられず原型をいつまで見られるかわからない状況です。アーチが11連続するコンクリート橋は周囲の自然と調和し独特の光景を醸成していて、いずれ消滅することが人々から惜しまれているのです。

タウシュベツ川鉄道橋を見学するのがメインの旅でしたが、帰路は太平洋岸に沿って西に移動し襟裳岬で日高山脈を横断し新千歳空港から羽田へと帰りました。


註:タウシュベツ川鉄道橋
タウシュベツ川鉄道橋はJR士幌線(総延長78.3km)帯広〜十勝三俣駅間の幌加駅と終点十勝三俣駅の間にある鉄道橋ですが、昭和28年に着工した糠平ダム建設の際、鉄道のルート変更が行われ使命を終え廃止されました。なお士幌線も昭和62(1987)年3月廃止されました。

「中央南部、最初の見聞」

“ピョウタンの滝”(河西郡中札内村南札内)

日高山脈中部の渓流を集めて流れる札内川の「ピョウタンの滝」は落差10m、水量豊富で豪快な滝は自然の景観を求める人達に人気のスポットです。
広大な耕地に必要で簡便な電力確保のため、札内川に造った小水力発電用の貯水農協ダムが実用に供する暇もなく昭和30年の洪水で崩壊しましたが、その跡が思いがけず「ピョウタンの滝」に変身したのでした。
ピョウタンの由来はアイヌ語の“小さな砂利の多い場所”を意味する「ピヨロ・コタン」から採ったとする説と、付近にある、ひょうたんが訛ったと思われる「ピョウタン沢」という地名から採ったとする説などがあります。


1_DSF8215.jpg



2_DSF8214.jpg



3_DSF8219.jpg



4_DSF8220.jpg



5_DSF8221.jpg



6_DSF8223.jpg



7_DSF8225.jpg



8_DSF8229.jpg



9_DSF8231.jpg



10_DSF8233.jpg



11_DSF8236.jpg


続く




文責 荒川


Posted by wild river at 09:00
この記事のURL
https://blog.canpan.info/nsk/archive/3779
コメントする
コメント
皆川さま
コメントを有難うございます。
私は安サラリーマンだったから、貧乏閑なし当時高校生だった娘から旅行に行かない父と呼ばれ、子供たちは専ら母親と近辺の日帰り旅行を内緒で楽しんでいたようです。遅まきながらヨボヨボになってから
少しばかり遠出の旅行を試みています。
Posted by:荒川 健三  at 2018年07月28日(Sat) 12:14

宮崎さま
家内が6年前、宮崎さんがピョウタンの滝をブログで紹介していると言って記事を探してくれました。“北海道十勝川温泉の旅(5)”2012年9月17日付けです。さすがに宮崎さんの記事はキメ細かで臨場感に溢れていて娘さんと嬉々とした親子の旅の模様が伝わってきます。私もコメントしているのですが僅か6年ですっかり忘却の彼方です。
ピョウタンの滝は天然の滝ではないけれど人気があるらしく、再度の紹介ですがまだ見てない人には何らかの紹介になると思っています。
それにしても6年前はブログが新しい感じで、活動も活発でしたね。
Posted by:荒川 健三  at 2018年07月28日(Sat) 12:04

荒川様
   熊野の旅の後は、北海道の旅ですか、その行動範囲の広さにただただ感服しています。
  私も一度十勝空港に降りて、レンタカーでガーデン巡りをしたことがあります。でも、荒川さんとは違うコースです。
宮アさんのおっしゃる通り、私たちの見なかった場所を紹介していただけるので、嬉しいです。
皆川眞孝
Posted by:minagawa  at 2018年07月27日(Fri) 21:03

荒川さま
 ピョウタンの滝、懐かしーい!!6年前娘たちと十勝川ガーデン街道を旅した折に立ち寄りました。ブログアップした記憶があります。8月26〜28日の2泊3日の旅でした。私の知らない風景を見せて頂けるとわくわくしております。ありがとうございます。
宮ア
Posted by:ミセスミヤ  at 2018年07月27日(Fri) 19:02

プロフィール

三井台南窓会(日野市老人クラブ)さんの画像
リンク集
https://blog.canpan.info/nsk/index1_0.rdf
https://blog.canpan.info/nsk/index2_0.xml