世界遺産を巡る旅(12) [2018年05月16日(Wed)]
世界遺産を巡る旅(12) 萩城下町 萩城下町 蘭学者蘭医 青木兄弟 萩城下町は松陰神社境内に「明治維新胎動の地」と大書された石碑が立っているとうり、幕末から明治にかけ、この町には驚くほどの人材が生まれていますが、青木周弼、青木研蔵という卓絶した蘭学者蘭医の存在を知りませんでした。 帰宅後調べた結果を簡記してみます。 青木周弼 大坂・長崎・江戸に遊学し蘭学と蘭医学を修めた幕末日本屈指の蘭学者、13代萩藩主毛利敬親の侍医を勤めた。高杉晋作の天然痘治療にあたり一命をとりとめたエピソードをもつ。 青木研蔵 周弼の弟、大分日田の広瀬淡窓咸宜園に学び長崎へ遊学、伊藤玄朴に師事、嘉永2年(1849)種痘法伝習の藩命をうけて長崎へ急行、楢橋宗建に学び、牛痘苗を持ち帰り藩内初の種痘を実施、安政5年(1858)コレラ予防法編纂、明治2年(1869)明治天皇大典医拝命 次は萩市から長門市に移ります 文責 荒川 |
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wild river
at 09:00
コメントを有難うございます。
宮崎さんのコメントを読んで思い出したのですが、あの旅は広島県から中国自動車道に入り島根県から山口県にむかったのですが、津和野では人口が激減して、街並みの保存に困っていると聞きました。津和野から萩町に至る道路の周囲の田畑は明らかに休耕を通り越して荒廃していました。人口減の影響は驚くほどで、萩町も昔の活力を失いつつあると思いました。