下北半島・津軽半島の旅(13) [2017年08月20日(Sun)]
下北半島・津軽半島の旅(13) 鶴の舞橋-1 「鶴の舞橋」は青森県北津輕郡鶴田町早瀬にある津輕富士見湖に架かる日本一長い木造三連太鼓橋で全長300m、つるた観光案内には「岩木山を背景にした姿は、まるで鶴が空を舞ってるような優美さがある」と記されています。 橋はすべて木材、それも青森県産ひば一等材のみを用い、特に橋脚には直径30cm以上樹齢150年以上のものを700本用意、全体として丸太3000本、板材3000枚を使用して総工費2億6千4百万円、工期3年、日本古来の建築技術を踏襲して完成しました。 鶴の舞橋の架かる「津輕富士見湖」は古来の溜池で正式名称は「廻堰大溜池(まわりぜきおおためいけ)」。古記によれば、この溜池は岩木山を水源とする白狐沢からの自然流水の貯水池でした。万治3年(1660)津軽4代藩主津軽信政が柏地方の用水地にしたと記録され、その後、元禄・寛政・文政・明治・大正と豪雨や融雪など自然災害の度に修理が行われ、昭和16年県営築堤工事に着手、その後国営に切り替えられ昭和35年総工費4億円を投じて現在の堤防が完成しました。 最大貯水量1100万トン。満水面積281.28ヘクタール、水深7mで西津輕一円の農業の命となっている。周囲11kmのうち堤の長さ4.2km,高さ7.08mは日本一、他に例がありません。 続く 文責 荒川 |
Posted by
wild river
at 09:00
この鶴の舞橋は、知りませんでした。
一度渡って見たかった!
皆川眞孝