奥能登の旅(11) [2017年07月28日(Fri)]
奥能登の旅(11) 穴水〜能登中島駅(七尾市ローカル列車) 七尾城のあった七尾市は、戦国時代 上杉謙信と織田信長が覇権を競った攻防の地です。 七尾城攻めの際に謙信が詠んだと言われる漢詩「九月十三夜」は有名ですが、謙信が現能登を目にしたらなんというでしょうか。 上杉謙信 九月十三夜 越後の上杉謙信は天正5年(1577)能登に遠征、織田方武将長続連(ちょうつぐつら)の立てこもる七尾城を攻め落としました。そのときの陣中作 “九月十三夜” 霜満軍営秋気清 霜は軍営に満ちて秋気清し 数行過雁月三更 数行(すうこう)の過雁月三更 越山併得能州景 越山併せ得たり能州の景 遮莫家郷憶遠征 遮莫(さもあらばあれ)家郷の遠征を憶う 現代訳 霜が夜の陣営をおおい、秋の気配が澄んで清々しい 幾すじかの雁が渡って行く深夜ちかくの空には十三夜の月が煌々と輝いている 越後越中の山々、そして今、能登の風景も併せて我が目の前にある 故郷の家族が遠征中の我が身を案じているだろうが、どうしょうもないことだ 続く 文責 荒川 |
Posted by
wild river
at 09:00
コメントを有難うございます。
皆川会長さんから福祉大会の当日宮崎さんが怪我をしたのをご存じですか?といわれてビックリしました。さらにハーモニカ演奏の宮崎さんの額に瘤が写っていますと言われ、確かめてみてウーンと唸ってしまいました。二つお願い:硬膜下出血などの後遺症に十分気を付け成されますようということと、Kさんを咎めないでということの二つです。
コメントを読んで宮崎さんらしい闊達な容子がうかがわれホッと一安心しています。