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多摩丘陵にある日野市三井台、ここに住む高齢者のクラブ・三井台南窓会の会員が中心になって作っている団体ブログです。地元の季節毎の写真、南窓会の活動報告、会員の旅行記、俳句、地域の情報など、多様な記事が満載です。
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テーマ川柳(正岡子規) [2017年02月10日(Fri)]
テーマ 川柳(正岡子規)


産経の川柳のテーマとして、正岡子規が取り上げられました。正岡子規は、ご存知のように俳句の世界では芭蕉にならんで大切な人です。愛媛県松山に生まれ、幼名・昇(のぼる)本名・常規(つねのり)、子規は俳号で、ホトトギスを意味し、彼が喀血した後「鳴いて血を吐くほととぎす」と俳号にしたもの。若いころは野球をし、捕手のポジションでした。野球用語を日本語に訳しました。最後の8年間は、脊椎カリエスで寝たきりで苦しみました。35歳で1902年9月19に東京根岸で亡くなり、彼の忌日は子規忌、糸瓜忌、獺祭忌と呼ばれ、秋の季語です。
川柳に投稿された方々は、子規の事をよくご存知で、今回の川柳は読む側の知的レベルを試されているようです。選者・評は神奈川大学名誉教授・復本一郎氏です。イラストは私が勝手に付けました。(皆川)


カワウソの漢字覚えた獺祭忌

   泉佐野市   河合陽子様
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(評)現今「獺祭」(だっさい)というお酒に人気が集まっているようです。普段、あまり見かけない漢字ですね。
(注)子規が獺祭書屋主人と号したところから、彼の忌日を獺祭忌と言います。獺祭とは、カワウソが捕獲した魚を食べる前に並べておくことを、魚を祭るのにたとえたもの。(皆川)


病床にスマホ有ればと口惜しがり

  伊勢崎市     渋川則明様
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(評)もし子規が今日、病牀六尺の生活を送っていたとしたら、どんなに無聊を慰めれれていたことか。


干柿をくえば聞こえる除夜の鐘

  高崎市  奥仲榮雄様
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(評)近頃何かと話題となる除夜の鐘。一句詠むとしたら季節的に当然、「干柿」ということですね。

川柳か俳句か子規に聞いてくれ
    明石市    黒田實様
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柿食えば苦情出るなり除夜の鐘
      横須賀市   松方尚義様
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坊ちゃんが柿を片手に子規見舞い
      大村市  宮坂睦郎様
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松山市子規が俳句の町にした
      門真市   和泉雄幸様
matuyama.JPG


柿食えば皆が知ってる子規浮かぶ
   堺市   P川ますみ様
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友情の愚陀仏庵や柿と鐘
    高槻市  東谷直司様
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(注)夏目漱石が松山で下宿した建物を愚陀仏庵と称し、一時正岡子規も同居したいた。

「打者走者」英語嫌いが名訳し
    勝浦市  岡元邦武様
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門下生育てた子規の指導力
     井原市    山崎範雄様
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六尺の病床にある全宇宙
    木津川市   佐々木芳徳様
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Posted by 皆川眞孝 at 09:00
この記事のURL
https://blog.canpan.info/nsk/archive/3183
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コメント
藤戸様
  テーマが正岡子規の川柳では、俳句サークルの末席を汚す私でも、取り上げないわけにはいきません。
それで、入院前に準備しておきました。
藤戸さんのコメントを楽しみにしていました。詳しい獺祭についての解説を有難うございます。
お酒の獺祭は最低のクラスでも普通の清酒の3倍以上しますが、先日思い切って買って飲んでみました。長州の旭酒造が蔵元ですが、くせが強く私はあまりおいしいと思いませんでした。貧乏人向きではないのかも?
また、柿食へば・・の句は実際は法隆寺の鐘ではなかったと知りました。法隆寺というだけであの近辺ののどかな風景が目に浮かびます。虚の効果が大です。
皆川眞孝

Posted by:皆川  at 2017年02月14日(Tue) 10:30

皆川様・荒川様
先の私のコメント、勘違いでした。お詫びします。
ブログを見て、手術後の皆川さんがブログアップしたと勘違いしてしまいました。ハモニカのレッスンの時、皆川さんが入院前に各方面に
事前に様々の配慮をされ、この記事も前もって荒川様にブログアップを依頼されていたことを知りました。皆川様らしい細やかなご配慮と荒川様のそれに応える誠実な実行力に男同士の友情をしみじみ感じ入りました。勘違いのコメントのお詫びを申し上げます。
Posted by:藤戸 紘子  at 2017年02月12日(Sun) 18:13

皆川様
驚きました。ブログアップの日付は2月10日!手術は7日でしたよね。
経過が大変心配でしたが、電話やメールは療養の邪魔になるだろうし、瀧子さんも看病で大変だろうと遠慮していました。
ブログアップできるほどにお元気なんだと大いに安堵しました。
手術成功、本当におめでとうございます!!
さて、子規の代表句の一つ「柿食えば鐘が鳴るなり法隆寺」から様々の本句どりが生まれ、川柳ならではの可笑しみもあって楽しませてもらいました。「獺祭忌」の由来でもう一つ、居宅の名称の由来ともいえますが、子規は身動きの出来ない病状で、筆硯、紙、絵具、歳時記等々日常の必需品を布団の周りにずらりと並べていたそうで、それが獺の獲物を並べる習性に似ているところから自らの居宅を獺祭書店と名付けたとのこと。また「柿食えば」の句にまつわる逸話、子規は馴染みの宿に泊まった際、宿の主人は子規が健啖(大食い)の人と知っていたので、器に山盛りの柿をおもてなしで出した。たちまち全部ぺろりと食べてしまった。その時どこかの寺の鐘がご〜んと鳴った。しかしこの宿から法隆寺ははるかに遠く、鐘が鳴ったことは確かだけれど法隆寺の鐘ではあり得ないそうです。ここは俳句の虚といわれるところです。
Posted by:藤戸 紘子  at 2017年02月10日(Fri) 09:34

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