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多摩丘陵にある日野市三井台、ここに住む高齢者のクラブ・三井台南窓会の会員が中心になって作っている団体ブログです。地元の季節毎の写真、南窓会の活動報告、会員の旅行記、俳句、地域の情報など、多様な記事が満載です。
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つぶやき 2 [2016年11月28日(Mon)]


つぶやき その2

ぼくの尊敬する友人の音楽評論家、
岩田由記夫さんのつぶやきです。

講談社フリー記者を経て1974年から音楽誌を
中心に執筆活動に入る。全盛時は50万部を販
売したFMレコパル(小学館)には創刊時から
執筆。FM東京、FM横浜、NHK-FM、NACK5
などの番組の選曲・構成を手がける。


岩田 由記夫さんのつぶやき その2

1)次の行動をどうしたら良いか分からなく

なったり迷った時。

@人に相談する。
Aその行動をしないで静観する。
B自分の勘でとにかくやってみる。

人生経験からはBが一番結果が良かったし悔いが
残らなかった。経験値の蓄積にもよりますが、
とにかく行動すれば次の展開は開けくるものです。


2)幼い頃は難病で約10年入院し様々な治験をし

その副作用で30歳位までしか生きられないだろうか

ら好きに生きろと先生に言われていた。

それがどう間違えたか好きな様に生きたら66歳の

今も憎まれ口を叩けてる。

尊敬し、愛したミュージシャンが次々と逝く。

その人達の功績を伝えるのが残りの人生と思う。


3)自分と貴方の最大の共通点は死が避けられな

いという現実だ。家族、先輩、仲の良い友人、

影響を受けた音楽家(芸術家)等の死に僕達は

ひたすら無力である。死者に対する礼儀は生き

残った人間の出来る範疇でその人の行跡を伝え

ていくしかない。

逝った人の思い出を山ほど抱いて僕たちもいつか

旅立つのだ。


4)レナード・コーエンの死を心が受け止めきれ

ていない。僕の人生への影響はボブ・ディラン、

ニール・ヤングに匹敵する方だった。

素晴らしい新作には死に向かう覚悟の様なものを

感じたが、ここまで早い旅立ちとは思わなかった。

同類が出現しない様な唯一無二の巨人だった。

数々の名作を有難うございました。


5)損をするのを極端に嫌う人もいます。果たして

損はそんなにいけないのでしょうか?

そうは思いません。損は得よりずっと後の人生

に重みと人徳を与えてくれる。

66年生きた経験則です。目先の得ばかり追っ

ても人生には虚しさが残る場合が多い。損して

得取れという格言もあるが人生は損得じゃない。


6)食品添加物、化学調味料などを多用し出来た

旨味と天然物の出汁などから作られた旨味は次

元の異なる味だ。

ロックでもスタジオ・テクノロジーを使い過ぎる

と原初の味が薄まる。ロックを標榜しながら

ヴォーカルはエディットだらけというCDを聴い

ていると悲しくなる。テクノロジーの進歩は時に

邪魔になる。


7)ベトナムやイラクに派遣された兵士が米本土

帰国後、ロックなど音楽が聴けなくなるという話

を読んだ。戦場で休憩中に音楽を大音量で聴いて

た時に相手の襲撃に会い味方が死んだりし帰国

後も音楽を聴くとフラッシュバックしてしまう。

一種のPTSDだが音楽が聴けなくなるとは戦争

は本当に残酷だと思う。


8)ラップで食品を包む時大きめに切り包む。

ピチピチに包むと漏れたりレンジで破裂したり

する。食品を夢や希望、目標とするとラップは

行動力、決断力、観察力などに相当する。

それらをピチピチにして、夢や希望を包まない

事は大切です。糊代、伸び代に当たる余裕を与えて

おくと窮地に陥った時に破裂しない。


9)時間を逆行して過去に戻れない。という事

は次々と未来の扉を開け続けるのが生きると同

意味になる。扉をそろりゆっくり開けるのか蹴

破る如くの勢いで開けるのかは個人の生き様と

言える。若い内は勢い良く開けがちだがそろり

と開ける術を身に着けると生き方も変わってく

る。ものの見方も変わってきます。


10) あっといったらその瞬間、あっという言葉、

言った行為は過去になる。人間は未来を喰らい

ながら現在を生き、約束の地=死へ向かってい

る。思考しながら行動しないと現在をロスして

しまう。思考だけしてると時間ばかり経ち過去

が増えるだけです。かといって思考は大切だし、

この現実は永遠の悩みですね。
Posted by 明平暢男 at 09:00
この記事のURL
https://blog.canpan.info/nsk/archive/3099
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コメント
明平様
  これは、明平さんの「つぶやき」かと思いました。
皆川眞孝
Posted by:皆川  at 2016年11月29日(Tue) 07:29

荒川さま
おっしゃる通りです。短いぴりっとした表現で、人生・社会・文化等に関する見解を表していますね。警句。箴言(しんげん)ということを堂々とかけるのはやっぱり苦労を乗り越えた人しかできないと思います。
Posted by:明平暢男  at 2016年11月28日(Mon) 19:23

荒川さま
宮崎さま

仕事が忙しくて、いま帰宅しました。
彼は66才。ぼくの11歳下の親友です。一昨日、結婚されました。
これにはびっくり!突然のことでした。

おいおい、大丈夫か?とチャチをいれております。
Posted by:明平暢男  at 2016年11月28日(Mon) 19:20

明平さま
 一項目ごと納得したり、私も呟きながら読ませていただきました。(8)のラップのかけ方は若い者たちの指針として、伝えましょうと思いました。(9)も納得、心がけます。ありがとうございました。
宮ア

Posted by:ミセスミヤ  at 2016年11月28日(Mon) 16:37

明平さま
このつぶやきはアフォリズムですね。一項目づつもっともだもっともだとつぶやきながら読んでいます。
それにしても、人は生まれながらに死への旅路を歩む、これは万人に例外なし、そして己のゴールが20xx年のxの部分を誰もしらないとは不思議、エンジェルかピクシーキャットに訊いてみたい。

Posted by:荒川 健三  at 2016年11月28日(Mon) 10:30

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