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多摩丘陵にある日野市三井台、ここに住む高齢者のクラブ・三井台南窓会の会員が中心になって作っている団体ブログです。地元の季節毎の写真、南窓会の活動報告、会員の旅行記、俳句、地域の情報など、多様な記事が満載です。
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テーマ川柳「育児休暇」 [2016年03月19日(Sat)]
テーマ川柳「育児休暇」

  産経新聞の今回の川柳テーマは「育児休暇」です。出産休暇は女性しか申請できませんが、育児休暇というと、現在では男性が申請するもののようです。私が勤務していた時代には考えられないことです。
育児する男性をイクメンと言います。イケメンとは違います。なお、(評)は選者の復本一郎教授、コメントとして追加した下手な五七五は皆川作です。(皆川眞孝)


天「あれ以来育休申請出しにくく」
  東京・目黒  永井邦雄様
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(評)「あれ以来」とは、辞任した代議士の例の一件ですね。何かの口実にしているかと疑われるのかも。

地「育休を取って恥ずかし五十代」
  綾瀬市  松枝克治様
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(評)50代のパパですか。素晴らしいではないですか。世の中、晩婚傾向ですが、こんなこともあるかも。

人「5人目に上司またかとあきれ顔」
  射水市 江守正様
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(評)君は一体いつ働くのかね、と言いたいのをぐっと我慢して、それはおめでとう、と言いつつ。。。

「イクメンのおむつ替えにも惚れ直し」
  生駒市 山西徹様
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ママよりも 上手なパパの おしめ替え
  
「一億の総活躍を頓挫させ」
  岸和田市 今口 敬三様
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あの人の 罪は重いよ イクメンに
 
「育休の次に欲しいな介護休」
  下野市 越智久美子様
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育児より 介護のほうが 大変よ

「助かるわ産んでみようか三人目」
  豊中市 伴野元一様
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こうなれば 日本の国も 大丈夫

「おむつ替え上手になって窓際へ」
  東京・荒川  佐々木重雄様
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イクメンに 肩身が狭い 職場です

「四十過ぎ育休取ると言いづらい」
  東京・練馬 前原常信様
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この年で 恥ずかし嬉し パパとなる

「君こそは育児向きと首になり」
  東京・杉並 板橋一江様
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失業で 育児どころか 妻も去り

「社のピンチ育児休暇もでぬ職場」
  西宮市 青木浩様
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実情は こんなものです 我が会社


「育休で嫁は実家に里帰り」
  東京・品川  朝熊弘道様
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わたくしも 実家でゆっくり 休みたい(嫁の気持ち)

「おしめ替え抱っこしながら母乳待つ」
  伊丹市 中野晶平様
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残念だ 母乳はママしか できません
Posted by 皆川眞孝 at 09:00
この記事のURL
https://blog.canpan.info/nsk/archive/2813
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コメント
皆川様
今回の川柳も泣き笑いさせていただきました。
私も働いていた時、こんな事情沢山見てきました。当時は育休どころか産休すら大問題で、制度はきっちりありましたけれど、運用面や周囲の理解がうすく、社内にはシングルの女性も多かったせいもあったのでしょうが、産休が快く受け止めてもらえない雰囲気がありました。産休はとれるけれど、産休明けに元の職場に戻れる保証は全くありませんでした。どこに配属されるか解らない不安から多くの未来ママは退職していきました。子供を増やすという大命題は個人で負担することではなく、社会全体で協力していかなければならない重要な課題だと思います。経営者の言い分は、産休の間、持ち場を空けたままでは業務が停滞してしまう。人員を配置せねばならない、その人が部署の仕事に慣れてきたところで休暇明けの人を戻せば穴埋めをしてきた人をまた元の部署に戻すことになり、またそこにはその職務を穴埋めしていた人がいる。もうどうにもならないというものでした。ここに契約社員の問題が入ってきます。私が退職する頃は契約社員は正社員の4割にも達していました。本当に難しい問題です!
Posted by:藤戸 紘子  at 2016年03月21日(Mon) 09:20

皆川さま
面白いです!!!!
Posted by:  at 2016年03月19日(Sat) 22:20

皆川さま
いつの世でも川柳の風刺と批判は辛辣で痛快ですね。
総活躍を頓挫させたというだけで何を指してるのかすぐわかるというのが心憎いばかり明快です。
庶民の正義感や哀歓をユーモアのオブラートに包んで表現する川柳も日本文化の素晴らしさを教えてくれます。
Posted by:荒川 健三  at 2016年03月19日(Sat) 09:45

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