南九州旅行 屋久島屋久杉(1) [2016年01月28日(Thu)]
南九州旅行 屋久島屋久杉(1) 地元ガイドの説明によると、樹齢千年を超える杉を屋久杉と称するのだそうです。 屋久杉の自生する自然林は国有林で国の意志の支配下にあります。 屋久杉は豊臣秀吉や徳川幕府の命で切られたものが残っていますが、腐食せずなかには再生したものもみられます。 以前は苦しい登山をしなければ一般の人には見ることができなかった屋久杉が、昭和61年(1986)に県道と認定された592号道路を利用して車で容易に見ることができます。 この県道は屋久島公園安房(あんぼう)線と称され、海岸に近い安房から島の中心の山岳部に向かって伸びていて、標高1230mにある「紀元杉」樹齢推定3000年や標高1000mにある「屋久杉ランド」(ここは複数の散策路を歩いて屋久杉の自然林が見られる)で屋久杉に接することができます。 縄文杉(登山を覚悟しないと見られず、今回はお目にかかれませんでした)は屋久島町役場の岩川貞次さんが1966年に発見し、初め「大岩杉」と名付けられた杉ですが、九大の真鍋助教授が樹齢7000年と発表して大騒ぎとなりました。しかし、 7300年前に屋久島は火砕流で大型植物は全滅したと考えられ、縄文杉の樹齢は4000年以上は遡らないとする説が定説になりつつあるそうです。 私たちが見た「紀元杉」と見られなかった「縄文杉」はどちらが古いかわからないという説もあってある種の安堵感?も覚えました。 島には仲のいい猿と鹿が棲み、熊などはいません。 続く 文責 荒川 |
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wild river
at 09:00
コメントを有難うございます。
娘さんが縄文杉をみられたと聞いて羨ましいと思いました。
屋久島で満足できる観光をするには個人旅行で時間をタップリとれる旅をしないと無理ですね。
私が参加した団体旅行は終始駆け足で見る感じでした。