テーマ川柳「医者」 [2015年04月26日(Sun)]
川柳「医者」 再び産経新聞のテーマ川柳からです。今回のテーマは「医者」で、いつも私達がお世話になっていますので、関係が深いと思い取り上げました。最初の3句の評は、選者の復本一郎教授、イラストと短評は皆川です。 天 「手に薬お買い物かと間違われ」 八尾市 森田恵子様 (評)薬局に処方箋を持っていくと、山のような薬を袋に入れて渡されます。それを持って歩くと。。。 地 「ポイントのカードが欲しい医者通い」 伊勢原市 田中磯吉様 (評)妙案です。呵々。医療費も大変!通院もポイントカード制にしたら、蒲柳の質の人は大助かり。 人 「先生のメスが凶器になる恐怖」 神戸市 岸本博子様 (評)患者は、医師に命運を託すわけですので、メスが凶器にならないことを願うしかありませんね。 「カレンダーお医者行く日で真っ黒け」 藤澤市 後藤直美様 「同じ日の午前と午後の医者はしご」(眞) 「軽快なフットワークで医者通い」 大阪・熊取町 井本健治様 それでも医者にいきますか? 「母卒寿今日も元気に医者通い」 浜松市 杉浦仁 すばらしいですね! 「持病なし会話したくて医者に行く」 横浜市 篠田勲様 「待合室おしゃべり花咲く社交場」(眞) 「治しても治さなくても治療代」 横須賀市 長尾崇晴 「実際に病気治すは治癒力だ」(眞) 「お医者より葛根湯にしておきな」 福山市 黒部良三 「風邪治す薬本当は必要ない」(眞) 「専門医増えて患者の医者めぐり」 伊丹市 中野晶平様 何でも相談できる家庭医が必要ですね 「お元気の秘訣は何と聞くお医者」 八尾市 亀山常男様 問題があるから医者に行くのに。。。 「医者の言う「加齢ですね」はあきらめろ!」 東京・荒川 佐々木重雄様 「加齢とは絶対治らぬ病気です」(眞) 「医者の前何故か痛みも咳も減り」 東京・目黒 永井邦雄様 反対に医者の前では血圧が上がる人がいます (以上) |
Posted by
皆川眞孝
at 09:00
私は薬でお腹一杯という状況ではないので、他人事として笑っていられますが、明日は我が身!元気で医者までウオーキング、をしたいと思います。右も左も年寄ばかりという現況ですが、このような川柳を詠んで笑える年寄でありたい、とも思います。 藤戸