悪徳商法事例集(76)美容整形 [2015年02月13日(Fri)]
悪徳商法事例集(76)美容整形 独立行政法人国民生活センターから見守り新鮮情報を受け取りました。 今回は、いくつになっても美しくありたいという女性の心理を利用した、詐欺まがいの商法です。美容整形手術は、失敗例もよく聞きます。慎重に判断してください。(皆川) 美容医療サービス 十分な説明を求め契約は慎重に _____ <事例1> チラシに付いていた美容外科の割引券を利用して、気になっていたほうれい線にヒアルロン酸とコラーゲンを注射してもらった。3日後の今も右頬がピリピリして紫色になっている。唇も痛い。(60歳代 女性) <事例2> 「若返り」と書かれた折り込み広告を見て美容外科に行った。20日後の息子の結婚式に間に合うと言うので、目尻にしわ取りの注射をしてもらったが、結婚式当日になっても顔の腫れがひかなかった。事前に注射の内容やリスクの説明はなかった。半年経った今も顔が腫れ、たるんでいなかったところがたるんでいる。(60歳代 女性) ====== <ひとこと助言> ☆美容医療サービスの施術には身体への危険が伴います。広告等の情報をうのみにせず、施術内容、価格、リスクや施術結果の見通し等について、医師から十分な説明を受けた上で、慎重に判断をすることが重要です。 ☆説明や料金に納得できなかったり、施術に不安を感じたりしたら、その場で契約してはいけません。 ☆痛みや腫れなどが取れない場合は、速やかに医療機関の診断を受けましょう。 ☆困ったときは、お住まいの自治体の消費生活センター等にご相談ください。 |
Posted by
皆川眞孝
at 09:00