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多摩丘陵にある日野市三井台、ここに住む高齢者のクラブ・三井台南窓会の会員が中心になって作っている団体ブログです。地元の季節毎の写真、南窓会の活動報告、会員の旅行記、俳句、地域の情報など、多様な記事が満載です。
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リスボンへの夜行列車 [2014年11月30日(Sun)]
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定年間近のギムナジウム教師・グレゴリウス。
古典文献学を教えていて、ギリシア語、ラテン語、ヘブライ語に精通し、
聖書や古典に対する深い知識から、皆に「ムンドゥス(世界)」と
敬意を込めた異名で呼ばれる男が物語の主人公。

まるで古典の中に生きているような「現代語」の会話さえ苦手な彼が、
偶然であった女性が残したただ一つの言葉
「ポルトゥゲーシュ(ポルトガル語)」の響きに導かれて、
一冊の本にたどり着く。

リスボンの医者アマデウ・デ・プラドが書いたという本、
『言葉の金細工師』。
文字通りその本の虜になった彼は、押さえきれない衝動に突き動かされて
すべてを投げ捨ててあてもないままにリスボン行きの夜行列車に乗りこみ、
行き当たりばったりにプラドへとつながる道を探っていく。

プラドの肉親、友人、恋人を訪ね、プラドの足跡を追ううちに、神学論や
かつての独裁政権下での抵抗運動に触れ、生と死、生きることの意味、
自分とは何か……と、本が投げかけるあらゆる問いかけについて考えていく。

プラドを知るための旅は結局、グレオリウス自身を探す旅となった。

私たちは自分の中にある、ほんの一部分を生きることしかできない。
残りはどうなるのだろう?

プラドの哲学的なテキストがあちこちに挿入されるので、少し読みづらいが、
少しずつ明らかになるブラドの姿を追うストーリーは、上質なミステリーを
読んでいるかのようなスリルを味わうことも出来る。
Posted by 明平暢男 at 00:00
この記事のURL
https://blog.canpan.info/nsk/archive/2313
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コメント
明平さま
再三のコメントを有難うございます。
Posted by:荒川 健三  at 2014年12月01日(Mon) 19:20

荒川さま
ぼくがいまでも忘れられないのは
「私たちは自分の中にある、ほんの一部分を生きることしかできない。残りはどうなるのだろう?」
という一節です。ほんとうに「残りはどうなるのでしょう?」
Posted by:あきひら  at 2014年12月01日(Mon) 17:32

荒川さま、
映画の名前は「リスボンに誘われて」(ドイツ・スイス・ポルトガル映画)です。本は小さい字ですので、、、最低4日はかかります。
Posted by:あきひら  at 2014年12月01日(Mon) 17:27

明平さま
仕事に追われるなか、書評を投稿していただき有難うございます。
早速、「リスボンへの夜行列車」を検索してハヤカワ書房刊
パスカル・メルシェ著 浅井晶子訳をみつけ注文しました。
Posted by:荒川 健三  at 2014年12月01日(Mon) 13:06

はい、そうです。映画にもなっています。映画の名前は調べてこちらに書きますね。締め切りがまじかでお返事が遅くなりました。
Posted by:あきひら  at 2014年11月30日(Sun) 23:47

明平さま
「リスボンへの夜行列車」がご推薦の書物名でしょうか?
Posted by:荒川 健三  at 2014年11月30日(Sun) 22:54

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