悪徳商法事例集(50)「東京オリンピック」悪用詐欺 [2013年11月18日(Mon)]
悪徳商法事例集(50) 「東京オリンピック」悪用詐欺 独立行政法人国民センターから、見守り新鮮情報を受けとりました。 先日もNHKで、インチキ債券を買わせるために、複数の人がぐるになって、標的の人に電話をかけまくる劇場型詐欺の例をあげていました。電話だけで簡単に信用してお金を振り込むことは、絶対にしないようにしましょう。(皆川) 「東京オリンピック」を悪用した詐欺的トラブルに注意! __________ <事例1> 知らない業者から電話で、「オリンピック関連企業への投資のパンフレットが全国500名限定で送付されるので、届いたら権利を譲ってほしい」と言われた。パンフレット到着後に電話をくれたら、東京オリンピックの入場券をプレゼントするという。不審である。(60歳代 男性) <事例2> 以前、ある会社の未公開株を30万円で購入していたが、先日、証券会社の担当を名乗る者から「オリンピック開催が決定して10倍の300万円になったので売らないか」と電話があり、売ることにした。「売却代金を送金する保険料」として30万円振り込んだが、その後も手数料等の名目で何度も請求を受けお金が無くなり、友人に借りに行ったところ、詐欺だと言われた。(70歳代 男性) ========== <ひとこと助言> ☆2020年の開催決定に伴い、東京オリンピックに関連した詐欺的トラブルの相談が寄せられています。 ☆悪質業者は、話題となっている出来事を悪用して近づいてきます。今後東京オリンピックに関連したトラブルはさらに増えてくると考えられますので、十分注意することが大切です。 ☆いったんお金を払ってしまうと、取り戻すのは非常に困難です。うまい話を持 ち掛けられても安易に信用しないようにしましょう。 ☆不審に思ったときは、お金を払う前に、お住まいの自治体の消費生活センター等にご相談ください。 |
Posted by
皆川眞孝
at 09:00