平成24年三井台南窓会新年会(1) [2012年01月18日(Wed)]
平成24年 三井台南窓会新年会(1) 今年の冬は寒さが厳しく1月15日(日)も朝から冷え込んでいました。 恒例の南窓会新年会が七尾福祉会館で開かれましたのでご報告いたします。 役員の皆様が早くから会場の準備を整えてくださいました。 開会の時間が近づくにつれ、受け付けが忙しくなってきます。お席の番号札のくじ引きを引いて席に着くことになっています。私もお隣はどなた?自分の番号の席を探しました。 お互いに声をかけそれはそれは賑やかなこと。 開会時刻の1時になり副会長の開会のことばで新年会が始まりました。 まず全員で1月1日の歌を合唱、今年はまだ生まれて間もないハーモニカ・サークルの方たちが各自の席で演奏しましたので、華やかさが添えられました。 そのあと皆川会長の挨拶がありました。私が要約するより皆様にお伝えしたくて会長にお願いして原文をいただきました。 新年のご挨拶 三井台南窓会会長 皆川眞孝 南窓会の皆様、改めて、明けましておめでとうございます。 本日は、昨年よりも多い59名の方が、お寒い中をこの新年会に参加していただき、大変ありがとうございます。 昨年の挨拶では曽野綾子さんの言葉をご紹介しましたが、今年の元旦の新聞にもやはり曽野綾子さんが「与うる時、人は「絆」の中に立つ」という文章がでていました。昨年の漢字は「絆」で、絆の大切さが身に沁みましたが、曽野さんは次のように書いています。「絆を求める心が、自分に何かを与えてくれる人を期待しているとしたら、それは間違いだ。絆は、むしろ苦しむ相手を励まし、労働により相手を助け、親切に語り、金銭的な援助をすることである。ほんとうの絆の姿は与えることなのである。自分が与える側に回ることを覚悟する時、人は初めて絆の中に立つ」 これを読み、私は南窓会の先輩である成瀬先生の経験談をおもいだしました。成瀬先生は86歳と言う高齢にも拘わらず、震災を受けた場所にボランティアの鍼灸師として赴き避難所を訪問しました。家族全員を亡くして、自分も死にたいという人がいて、慰める言葉もなく、ただ話を聞くだけだったそうです。しかしその人は、見事立ち直り、成瀬先生のご自宅まで訪問して感謝の言葉を述べたそうです。 私達は、老人のためについ何かしてもらうのが当然という気持ちになってしまいます。しかし、私達でも何かができるのです。話を親身になって聞いてあげるということだけでも、何かを与えることです。 この南窓会新年会も準備された役員と参加された皆様の協力で成り立っています。そこに「絆」ができています。 どうか、来年もこの新年会に参加できるように、健康に十分気をつけて、そして、すこしでも他人に何かを与えられるような、そのような一年でありますように、お祈りして、新年の挨拶といたします。ありがとうございました。 つづいて三井台自治会長 川村様のお話と「乾杯!」でお楽しみの一つお食事と歓談に移りました。近くに住んでいても、ゆっくりお話しする機会は少ないので新春にふさわしく笑顔と笑い声に包まれます。 なお今回の写真はすべて荒川健三様にご協力いただきました。 (つづく) (文責:宮ア) |
Posted by
ミセスミヤ
at 09:00
宮崎さんには皆川さんがおっしゃる通り、ただただ感服するばかりです。凄腕というほかありません。私の写真も皆川さん宮崎さんの手厚いご配慮で生かされていてただただ感謝するのみです。