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2016年12月27日

LGBTの理解促進、教育改革から

NPO大学では、毎月若手NPOの代表をゲストに招き、活動内容についてお話してもらっています。話を聞いた受講生は、各自が「おもしろい!」と思った内容を600文字ほどで記事化します。
今回は、ゲストにNPO法人Rebit代表の薬師実芳さんを招き、「LGBTから考えるダイバーシティ&インクルージョン」と題して講義してもらった内容を、伊藤聖矢さんの視点で振り返ります。



伊藤さん.jpg

日本のLGBT(レズビアン、ゲイ、バイセクシュアル、トランスジェンダー)の子どもたちの支援に取り組む特定非営利活動法人ReBitの代表である薬師実芳氏は8月16日、NPO大学で講義を行った。テーマは、LGBTとダイバーシティ&インクルージョン。薬師氏は、LGBTへの理解を進めるために教育から変えていくべきだと主張した。

NPO大学はさまざまな社会問題の現状と取り組み,およびその課題について学び、理解する場である。薬師氏は自身が取り組むLGBTとしての性的少数者の方々が直面する現実的問題とその取り組みに関して受講者に講義を行った。

LGBTとは,レズビアン・ゲイ(同性愛者)、バイセクシュアル(両性愛者)、トランスジェンダー(からだの性とこころの性が一致しない人)の頭文字をとったものである。

同団体は,@LGBT教育(教育現場での普及啓発)、ALGBT成人式(ロールモデルの可視化のための全国最大級のLGBTの若者向けイベント)、BLGBT就活(LGBTの若者への就活支援)の3つを事業としている。

薬師氏によると、学校教育のなかでLGBTについて知る機会があった高校生は全体の9%に留まるということだ。小学校高学年から高校までの第二次成長期にLGBTの自死念慮の第1ピークを迎える子どもが多いことが喫緊の課題となっている。

薬師氏は、地域によっては性的少数者の支援を進める中心人物がおり、LGBT教育が進んでいるが、全国的に見るとまだほんの一部に過ぎない。10年に一度改定される文部科学省の指導要領の次期改訂には、LGBTについては明記されなかった。

学校現場では、担任や養護教諭がLGBTの子どもたちの相談を受けやすい環境をつくってほしい。ReBitは普及啓発活動を行い、学校教育を通じてLGBTへの理解を進めてもらうべく動いている。


執筆者:伊藤聖矢(獨協大学外国語学部4年)
出身山形県酒田市。地域開発学や貧困や外国人差別、食と農業の社会問題、国際関係学を専攻。アフリカでのボランティアやSETでの東北インターン、青少年教育としてのキャンプや舞台活動など色々なことに挑戦。今年はインドでNGOインターン。バイトで塾講師と居酒屋のホール。いきものがかりが大好き。(可能な限り世界の)子供の貧困の解決と社会問題に取り組む人材の育成が人生の目標です。
タグ:LGBT NPO大学
posted by 池田 at 13:23| Comment(0) | TrackBack(0) | LGBT
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