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2017年02月03日

「選挙に行こう」からスタートしない政治教育を

NPO大学では、毎月若手NPOの代表をゲストに招き、活動内容についてお話してもらっています。話を聞いた受講生は、各自が「おもしろい!」と思った内容を600文字ほどで記事化します。
今回は、ゲストにNPO法人YouthCreate代表の原田謙介さんを招き、「18歳選挙時代の若者の政治参画」と題して講義してもらった内容を、小股裕美さんの視点で振り返ります。

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NPO法人YouthCreateの原田謙介氏は9月12日、「若者と政治参画」というテーマでNPO大学に登壇した。原田氏は、若者と政治をつなぐことをコンセプトに、学生時代から活動してきた。「政治教育を、選挙からスタートさせない」と主張する。

「選挙にいきましょう、良いことしましょう」では、誰の心にも響かない。「普段利用する〇〇駅をもっと快適な空間にするためには?」など、彼らにとって身近で、想像もしやすい「まち」という切り口から、政治への興味関心を持ってもらうように啓発教育を行う。

地方議員と若者の交流会「Voters Bar」を全国で展開し、政治家と若者の接点を作り続けている。近頃では高校生の参加も増えてきたという。「お酒を飲むBARという設定は適切ではないかもしれない」と、うれしい悩みも出てきたそうだ。

原田氏の原体験は、議員事務所でのインターンにあった。活動の中で感じた、「若者と政治の距離が遠すぎる」という思いが今の活動につながっている。

「政治教育を、選挙からスタートさせない」と語る原田氏の言葉を聞いて、若者の政治参画を応援する大人自身が、「政治について考える=選挙について考える」と安直に思い込んでいないかと自問させられる。

「お客さんとしてではなく、主体的に政治と関わっていける主権者教育が必要だ」という言葉が印象的であった。学ぶ、知ることで政治に詳しくなるだけでなく、双方向のコミュニケーションを通して自分の意見をもてる、声を出して疑問も提案もぶつけられる人材を育てたい、という言葉に原田氏の想いが込められていると感じた。


執筆者:佐藤理恵
2008年大学卒業後、看護師として病院に就職。失敗ばかりの毎日を過ごし、働けば働くほど心がすれて汚くなっていく自分に気づき、4年で退職。NPOに転職、障害をもった方が対象のヘルパー派遣事業に携わる。素晴らしい仲間に恵まれ心の健康を取り戻し、バリバリ働く。その中で、発信力や人を惹きつける力、お金の動きをみる力、資金を行政のお金以外から集める力もろもろ圧倒的な能力不足に悩んでおり、NPO大学に参加を決める。
タグ:政治 NPO大学
posted by 池田 at 19:18| Comment(0) | TrackBack(0) | 政治参画
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