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2017年02月13日

「細やかに、美しく」子ども支援の若手リーダー

NPO大学では、毎月若手NPOの代表をゲストに招き、活動内容についてお話してもらっています。話を聞いた受講生は、各自が「おもしろい!」と思った内容を600文字ほどで記事化します。
今回は、ゲストにNPO法人3keys代表の森山誉恵さんを招き、「子どもの貧困と児童虐待」と題して講義してもらった内容を、葛原南美さんの視点で振り返ります。



「すべての子どもたちが安心して育つ社会へ」をモットーとして活動するNPO法人3keys(スリーキーズ、東京・新宿)代表の森山誉恵さんの話を聞いた。森山さんは、児童養護施設での学習支援等の活動を続け、この分野の若手リーダーだ。子どもの貧困という深刻な社会的課題に向き合っている彼女だが、自分をひけらかすことなく、優しい笑顔と穏やかな話し方が印象的な美しい女性であった。常に子ども目線で活動を考える細やかな心配りを感じた。

森山さんの話を聞いて感じたのは、細やかな心配り。その細やかさを象徴するのが、同団体が運営する10代向けの相談サイト「Mex(ミークス)」。同サイトは、若者に受け入れやすいポップで季節感のあるデザインを採用している。悩んでいる子どもの心に優しく寄り添うようだ。

機能面では、文字にふりがなをふることも可能だ。
そういった細やかな工夫や心配りが、子どもの小さな声を拾うためにはとても有効的であるという。

サイトだけではなく、寄付やボランティアを募るためのリーフレットやパワーポイントにも、見やすさ・伝わりやすさ・親しみやすさがにじみ出ていた。ファンドレイジングや広報活動としても3keysから学べることは多くあった。

ここ最近、TVやネットニュースなどで話題にされ、社会的に目を向けられるようになった「子どもの貧困」。人や地域のつながりが疎遠になりつつある現代では、いじめや虐待、貧困で困っていても、頼る大人が周りにいないことが多いだろう。

現代に生きるものとして、「子どもの貧困」という深刻な問題に向き合っていかなければならない世代として、これからも彼女の活動に注目していきたい。

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執筆者:葛原南美(栃木県宇都宮大学3年)
栃木県宇都宮大学3年の葛原南美(くずはらみなみ)です。出身は青森県で、大学では社会学を専攻しています。インドの女性と子どもを支援するサークルに所属していて、宇都宮市をフェアトレードタウンにするための活動にも携わっています。将来ジャーナリストになるべく人を惹きつける文章を書く力を養いたいです好きなものはお酒とカラオケどうぞよろしくお願いします
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posted by 池田 at 15:28| Comment(0) | TrackBack(0) | 子どもの貧困

2017年02月10日

リアル・ネットで救う、「こどものこころ」

NPO大学では、毎月若手NPOの代表をゲストに招き、活動内容についてお話してもらっています。話を聞いた受講生は、各自が「おもしろい!」と思った内容を600文字ほどで記事化します。
今回は、ゲストにNPO法人3keys代表の森山誉恵さんを招き、「子どもの貧困と児童虐待」と題して講義してもらった内容を、高山壮さんの視点で振り返ります。



児童養護施設での学習支援等を行うNPO法人3keys(スリーキーズ、東京・新宿)は、インターネットを通して、虐待や貧困などで頼れる大人が身近にいない子どもたちのSOSに応えている。妊娠やDVなど、人に言えづらい悩みを受け付ける相談窓口をネット上に開設した。リアル・ネットで子どもの心を救う。(高山 壮)

同団体が立ち上げたサイトの名称は、Mex(ミークス)。2016年4月に立ち上げた。児童向けに相談を受け付けている。子どもたちは、同サイトを通じて自分に合った支援団体を検索することもできる。

信頼できる大人・友人が周りにいない彼/彼女らの一番身近な相談相手はインターネットになり、解決策をネット上に求めてしまうことは珍しくない。その結果、ネットリテラシーが十分ではない若年層のネットトラブルが起きてしまう。

3keysでは、子どもたちが悩んだ時に、有害なサイトに出会うよりも先に、Mexにたどり着けるようにネットでの宣伝や広告、啓発活動を続けている。

主な利用者は10代。森山さんは「遊びゴコロ」をテーマに、Mexをデザインした。だが、単純に明るくするだけでなく、利用者が疎外感を感じないように、悩みを打ち明けやすい雰囲気作りを心がけている。

サイトのトップは四季を感じさせる可愛らしいデザイン。今はカエデとイチョウが落葉している。

現在は東京版のみだが、全国版も準備中だという。Mexがこれからより多くの子どもたちの頼れる相談場所になることを願う。


執筆者:高山 壮
フリーランスのファッションデザイナーとして働いています。ここ数年の、ファッションの生産や消費に対する問題に関心をもち、そこから様々な社会問題とそれに対応するNPO団体があることを知りました。この機会に、問題に対する知識を深め、またデザインという仕事で何か役に立てる方法を考えていきたいとおもいます。
posted by 池田 at 21:48| Comment(0) | TrackBack(0) | 子どもの貧困

2017年02月06日

「もう他人事ではいられない」これからの政治を考えよう

NPO大学では、毎月若手NPOの代表をゲストに招き、活動内容についてお話してもらっています。話を聞いた受講生は、各自が「おもしろい!」と思った内容を600文字ほどで記事化します。
今回は、ゲストにNPO法人YouthCreate代表の原田謙介さんを招き、「18歳選挙時代の若者の政治参画」と題して講義してもらった内容を、小股裕美さんの視点で振り返ります。



NPO法人YouthCreate(ユースクリエイト)代表の原田謙介さんは、NPO大学で「18歳選挙時代における若者の政治参画」というテーマの講義を行った。2016年は18歳選挙権が導入され、初めての国政選挙が行われた年である。同団体はこの結果をどう見たのか。

先の選挙での投票率は18歳が51.17%、19歳が39.66%だった。初めての18歳選挙だったので、様々なメディアで盛んに取り上げられ、議論も活発に行われた。2〜30代の投票率を上回る結果になるなど、効果を上げているようにも見える。

この投票率を今後さらに上げていくために、YouthCreateは次の3つのことを軸に行動する。

@子ども・若者と政治が接する場を増やす
A子ども・若者が政治への知識を高める場を作る
B若者の政治「参画」をすすめる

原田氏はただ「選挙に行こう」と言っただけでは、人は動かないと言い切る自分の興味のあることから浮かんだ疑問などが、政治につながる環境づくりをしていくことが大切だという。

政治の「自分事化」を繰り返していくことで、身近な内容から俯瞰的な視点を持ったものまで考えられるようになる。政治は学ぶものではなく「関わるもの」なのだ。

こうした意識の変化の積み重なりが、社会の変化を起こし、主体的な政治参画を実現するのではないだろうか。小さな政治参加の積み重ねが政治に双方向性をもたらすはずだ。

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執筆者:岡野俊甫(早稲田大学人間科学部2年)
はじめまして、早稲田大学人間科学部2年の岡野俊甫です。生まれは東京ですが、幼稚園から大学までずっと埼玉育ちです。大学では学園祭実行委員会に所属しています。学習環境デザインに興味をもっており、最近はワークショップの勉強に力を入れています。NPO大学を自分の考え方を捉え直したりするきっかけにしたいと考えています。よろしくお願いします。
タグ:政治 NPO大学
posted by 池田 at 18:07| Comment(0) | TrackBack(0) | 政治参画

2017年02月03日

「選挙に行こう」からスタートしない政治教育を

NPO大学では、毎月若手NPOの代表をゲストに招き、活動内容についてお話してもらっています。話を聞いた受講生は、各自が「おもしろい!」と思った内容を600文字ほどで記事化します。
今回は、ゲストにNPO法人YouthCreate代表の原田謙介さんを招き、「18歳選挙時代の若者の政治参画」と題して講義してもらった内容を、小股裕美さんの視点で振り返ります。

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NPO法人YouthCreateの原田謙介氏は9月12日、「若者と政治参画」というテーマでNPO大学に登壇した。原田氏は、若者と政治をつなぐことをコンセプトに、学生時代から活動してきた。「政治教育を、選挙からスタートさせない」と主張する。

「選挙にいきましょう、良いことしましょう」では、誰の心にも響かない。「普段利用する〇〇駅をもっと快適な空間にするためには?」など、彼らにとって身近で、想像もしやすい「まち」という切り口から、政治への興味関心を持ってもらうように啓発教育を行う。

地方議員と若者の交流会「Voters Bar」を全国で展開し、政治家と若者の接点を作り続けている。近頃では高校生の参加も増えてきたという。「お酒を飲むBARという設定は適切ではないかもしれない」と、うれしい悩みも出てきたそうだ。

原田氏の原体験は、議員事務所でのインターンにあった。活動の中で感じた、「若者と政治の距離が遠すぎる」という思いが今の活動につながっている。

「政治教育を、選挙からスタートさせない」と語る原田氏の言葉を聞いて、若者の政治参画を応援する大人自身が、「政治について考える=選挙について考える」と安直に思い込んでいないかと自問させられる。

「お客さんとしてではなく、主体的に政治と関わっていける主権者教育が必要だ」という言葉が印象的であった。学ぶ、知ることで政治に詳しくなるだけでなく、双方向のコミュニケーションを通して自分の意見をもてる、声を出して疑問も提案もぶつけられる人材を育てたい、という言葉に原田氏の想いが込められていると感じた。


執筆者:佐藤理恵
2008年大学卒業後、看護師として病院に就職。失敗ばかりの毎日を過ごし、働けば働くほど心がすれて汚くなっていく自分に気づき、4年で退職。NPOに転職、障害をもった方が対象のヘルパー派遣事業に携わる。素晴らしい仲間に恵まれ心の健康を取り戻し、バリバリ働く。その中で、発信力や人を惹きつける力、お金の動きをみる力、資金を行政のお金以外から集める力もろもろ圧倒的な能力不足に悩んでおり、NPO大学に参加を決める。
タグ:政治 NPO大学
posted by 池田 at 19:18| Comment(0) | TrackBack(0) | 政治参画

2017年02月01日

1票の持つ意味とは〜若者の政治参画から学ぶ〜

NPO大学では、毎月若手NPOの代表をゲストに招き、活動内容についてお話してもらっています。話を聞いた受講生は、各自が「おもしろい!」と思った内容を600文字ほどで記事化します。
今回は、ゲストにNPO法人YouthCreate代表の原田謙介さんを招き、「18歳選挙時代の若者の政治参画」と題して講義してもらった内容を、小股裕美さんの視点で振り返ります。

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若者と政治をつなぐ活動を行うNPO法人YouthCreate(ユースクリエイト)代表の原田謙介氏から講義を受けた。同団体は若者に政治の啓発活動をしているが、「選挙からスタートしない方法」はとても印象的だった。私たち国民にとって、「政治に参加する」主とは、選挙で投票することだと認識していた。しかし、若者に対して政治の理解を進める際に、選挙から話し始めてしまうと、選挙の目的や意味について分からなくなってしまうと警鐘を鳴らした。
 
原田氏は、まだ政策に関する知識がない人に、「選挙に行こう」と呼びかけてしまうと、選挙を行う意味が分からず、その結果、政治に関心がなくなっていくという。

実際、日本では、国会中継を見ている若者はどのくらいいるのだろうか。おそらく見ている人はほとんどいないだろう。国の政治は自分たちの今の生活や将来にも関わることであるのに、どこか遠い存在で他人事の話に感じてしまう若者は多いのではないかと思う。
 
自分自身がどこまで政治を理解できているだろうか。選挙の目的や意味をきちんと理解しているのだろうかと講義を聞きながら不安に感じ、そう感じる自分自身に反省した。

選挙での投票は、自分の意見を述べる大切な1票である。18歳選挙の時代が始まり、投票率も注目されてはいるが、それぞれの1票がきちんと意味を持つものであるよう、私たち若者はその1票の重さを自覚する必要があるのではないかと強く感じた。


執筆者:小股裕美
社会人。大学時代からNPOやソーシャルビジネスに興味がありました。今は福祉関係の仕事に勤めていますが、NPO大学を通して新たな分野について学び視野を広げて、新しいことにも挑戦いきたいと考えています。よろしくお願いします。
タグ:政治 NPO大学
posted by 池田 at 16:29| Comment(0) | TrackBack(0) | 政治参画

2017年01月31日

選挙はスタートではない!? 政治参画とは何か

NPO大学では、毎月若手NPOの代表をゲストに招き、活動内容についてお話してもらっています。話を聞いた受講生は、各自が「おもしろい!」と思った内容を600文字ほどで記事化します。
今回は、ゲストにNPO法人YouthCreate代表の原田謙介さんを招き、「18歳選挙時代の若者の政治参画」と題して講義してもらった内容を、葛原南美さん(栃木県宇都宮大学3年)の視点で振り返ります。



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「若者と政治をつなぐ」をモットーとして活動するYouth Create(ユースクリエイト)代表の原田謙介氏。だが、「選挙に行こう」とは呼びかけない。政治参画とは何か、原田氏の考えを聞いて改めて考えた。

今夏の参院選で18歳の投票率が20代と30代のそれよりも高かった件に関してはユースクリエイト)としても、日本社会全体としても喜ばしいことだったと思う。しかしユースクリエイトが目指す若者の政治参画は「政治=選挙に行く」といった単純な方程式ではない。

選挙に行くことも、もちろん政治参画の一つではある。だが、年に何回かしかない選挙を中心に政治を考えることは、「そこまで重要ではない」(原田氏)。

政治参画の方法はいくらでも身近に存在している。例えば、自分が住む市のHPにあるご意見フォームに意見や質問を投稿してみたり、気になる政党のTwitterアカウントをフォローして質問してみたり、Voters Bar(ボーターズバー)に参加してみるなどもそうだ。

ボーターズバーとは、ユースクリエイトが主催している政治家との交流会。去年の11月、筆者が住んでいる栃木県宇都宮市でも開かれた。このイベントに参加して、原田氏を一度お見かけしたことがあるが、とても30歳には見えない若さとパッションを感じた。

「(政治参画の)結果として選挙に行ってくれれば」。そう考えるユースクリエイトを知ること、そして、活動に参加してみることも、社会改革につながる第一歩ではないだろうか。

皆さん、「若者」と「政治」という単語を聞いたとき、何を思い浮かべるだろうか。単純な私がまず思い浮かべてしまうのはやはり18歳選挙権である。今夏の参院選は自分にとって、20歳にして初めての選挙であった。18歳の妹が母親と期日前投票に行ったことも嬉しかった。


執筆者:葛原南美
栃木県宇都宮大学3年の葛原南美(くずはらみなみ)です。出身は青森県で、大学では社会学を専攻しています。インドの女性と子どもを支援するサークルに所属していて、宇都宮市をフェアトレードタウンにするための活動にも携わっています。将来ジャーナリストになるべく人を惹きつける文章を書く力を養いたいです好きなものはお酒とカラオケどうぞよろしくお願いします
タグ:政治 NPO大学
posted by 池田 at 15:43| Comment(0) | TrackBack(0) | 政治参画

2017年01月30日

もしあなたが新人議員候補として出馬したら?

NPO大学では、毎月若手NPOの代表をゲストに招き、活動内容についてお話してもらっています。話を聞いた受講生は、各自が「おもしろい!」と思った内容を600文字ほどで記事化します。
今回は、ゲストにNPO法人YouthCreate代表の原田謙介さんを招き、「18歳選挙時代の若者の政治参画」と題して講義してもらった内容を、藤本実咲さん(創価大学4年経済学部)の視点で振り返ります。




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「もしもあなたが、選挙に立候補して選挙活動をする新人議員候補になったら?」――。
うわ、議員になったらとか興味ないし。と、かなりの方が思ったでしょう。でも少しだけ考えてみてください。ポスターってどうやってつくるの?名刺や挨拶まわりって?そもそも選挙カーなんてもってないし。そんな新人さんに朗報があります。それは、「選挙立候補.com」。

選挙に関する法律から、選挙ポスターの作り方など、気になる点をトータルでサポートしてくれる選挙の総合会社です。市、区議会議議員選挙・初出馬限定で新人応援パックというサービスもあります。50万円と90万円の2つのパックだそうです。選挙に出るにはお金がかかりますね。

頭を抱えるそんなあなた、もうこうなったら選挙に当選した先輩に聞くのが一番!
そこで、「Voters Bar」があります!

若者と政治をつなぐ活動を行うNPO法人Youth Createが不定期で開催している議員さんと直接話せる交流の場です。ここなら選挙の事、お金の事、日本の将来のことなど、なんでも話せそうですね!これで、当選間違いないですね!?
このほかにも、学生や有権者向けの様々なワークショップを行ったりしています。

いかがでしたでしょうか。今年の夏に行われた参院選18歳投票率は実に51%の若者が投票に行ったそうですね。20代前半30代前半の投票率を比べると33%、41%と大きく差が開き、未来に期待が持てますね。

立候補する側になってみると、もう少し違った角度から次回の選挙に関心を持てるのではないでしょうか?


執筆者:藤本実咲
足立区在住、創価大学四年経済学部在学。昨年度1年休学を行ない、フィリピンとセブ島で語学を学び5ヶ月NPOセブンスピリットでインターンを行っていました。趣味でバイオリンを行っていたため、音楽教室を行うNPOでバイオリンの講師として、組織改革を進めるため業務を行っていました。セブ島の光と闇を肌で実感し将来はNPO関係の仕事に就きたく、このNPO大学に入学しました。皆様とのご縁を大切に多くのことを学んでいきたいと思います。よろしくお願いします!
タグ:政治 NPO大学
posted by 池田 at 21:12| Comment(0) | TrackBack(0) | 政治参画

2017年01月27日

「選挙からスタートしないで」 若者と政治を結ぶNPO代表

NPO大学では、毎月若手NPOの代表をゲストに招き、活動内容についてお話してもらっています。話を聞いた受講生は、各自が「おもしろい!」と思った内容を600文字ほどで記事化します。
今回は、ゲストにNPO法人YouthCreate代表の原田謙介さんを招き、「18歳選挙時代の若者の政治参画」と題して講義してもらった内容を、向井里花(福岡教育大学教育学部4年)の視点で振り返ります。



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若者と政治をつなぐ活動を行うNPO 法人Youth Create(ユースクリエイト)は「選挙からスタートしないこと」を第一に掲げている。2016年夏の参院選より、選挙権が18 歳に引き下げられたが、「知識不足で、選挙に行くのが不安」と考えてしまう若者は少なくない。駅の再開発など身の回りの生活や暮らしに直結する課題を投げかけることで、政治と若者の距離を近づけていく。

「政治は学ぶものではなく関わるもの」――。ユースクリエイトの原田謙介代表はそう話す。そう考える理由は、政党や政治家の考えを知らないと政治を毛嫌いしてしまうからだ。その結果、投票に行く若者が減り、若者の素直な声が政治に届かなくなる。

政策についてあまり知らない若者は多いだろう。そこで、18歳に「選挙に行こう」と盲目的に伝えるのではなく、まずは、政治は「自分の足元で動いているもの」だと教えていく。

例えば、住んでいる地域のゴミ問題や駅の再開発などを例に出し、どうしたら住みやすい街になるのかお題を投げる。若者たちは住みやすい街について考え合い、その結果、政治家が掲げるマニフェストにたどり着く。

こうして、若者にとっての政治が、遠くで動いているものではなく、「自分の足元で動いているもの」に変わるという。

原田氏は、若者の声を政治家に届ける仕組みも構築している。若者と政治家の交流の場を、リアル・インターネットの両空間でつくった。分かりやすい所から意見を求めることで、ということを

未来を生きる当事者である若者が、積極的に政治に参加すること。それは、議論を活発化させ、歪みのない政策の実現につながる。

果たして 2016 年は、「選挙権年齢が下がった年」といわれるようになるのか、それとも「若者の政治参画が始まった年」となるのだろうか。「選挙からスタートしない」と掲げた団体が、240万人の有権者を政治参画へ導いていく。


執筆者:向井里花(福岡教育大学教育学部4年)
広島出身の、カープ女子。趣味は野球観戦、日本酒、フラダンス。夢は自家製チーズ屋さんを営むこと。福岡教育大学では家庭科を専門的に学び、現在は消費者教育分野の研究室に所属。売る人も買う人も幸せになる「エシカル消費」の浸透を目指し、企業側からのアプローチや、情報提供方法について研究中。
タグ:政治 NPO大学
posted by 池田 at 16:20| Comment(0) | TrackBack(0) | 政治参画

2017年01月16日

何のための政治?誰のための政治?

NPO大学では、毎月若手NPOの代表をゲストに招き、活動内容についてお話してもらっています。話を聞いた受講生は、各自が「おもしろい!」と思った内容を600文字ほどで記事化します。
今回は、ゲストにNPO法人YouthCreate代表の原田謙介さんを招き、「18歳選挙時代の若者の政治参画」と題して講義してもらった内容を、八木橋朋広(法政大学経営学部4年)の視点で振り返ります。



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「政治は学ぶだけではなく、関わってほしい」――。NPO法人Youth Create代表の原田謙介さんは、そう私たちに訴えかける。昨年、実に70年ぶりの選挙権年齢を変更する改正法が成立し、選挙権年齢が18歳に引き下げられた。今後ますます国政への反映が期待される若者の意見。

その裏で選挙での投票率の低下など、若者の政治離れが強調される。内閣府公表の世界青年意識調査によれば、「社会をよりよくするため、社会問題に関与したい」と44.3%の若者が感じている一方、「私個人の力では政府の決定に影響を与えられない」と感じている若者が61.2%いるようだ。

政策決定過程への参加により「社会現象が変えられるかもしれない」と感じている若者は全体のわずか30%程度、逆に「変えられない」と感じている若者は50%と、政治に対する無力感や諦めのようなものを感じられる。

「選挙に行きましょう」。選挙前耳が痛くなるほどに耳にするこの言葉だが、選挙に行くことがゴールではない、そう原田さんは強調する。政治とは何のためのものか、誰のためのものか。そして、選挙に行くのは何のためか。

私たち、そしてその先の世代の暮らしを、昨日より今日、今日より明日、とより住みやすいものにしていくためではないだろうか。民主主義、国民主権の国家日本で、この国の未来を「選ぶ」のは私たち国民。選挙に行くことがゴールではない、しかしその一方で投じる一票が私たちから政治家に届けられる、貴重な「声」でもある。私たちにはこの国の未来を「選ぶ」権利と責任があるのだ。


執筆者:稲葉未希(駒澤大学グローバル・メディア・スタディーズ学部4年)
東京の下町出身、稲葉未希です。現在は駒澤大学4年、学際的な学部のカリキュラムの中で主に国際関係学を勉強しています。先月までNPOのファンドレイジングに携わっていたこともあり、不特定多数の相手に“伝える”ことに興味をもっています。学生最後の一年ということもあり、NPO大学参加を通しさらに関心分野を広げるとともに、今後の自分の未来・世界との関わり方など楽しんで学ばせていただきたいです。宜しくお願い致します!
posted by 池田 at 16:54| Comment(0) | TrackBack(0) | 政治参画

2017年01月13日

半径1mの事柄から政治に参加するということ

NPO大学では、毎月若手NPOの代表をゲストに招き、活動内容についてお話してもらっています。話を聞いた受講生は、各自が「おもしろい!」と思った内容を600文字ほどで記事化します。
今回は、ゲストにNPO法人YouthCreate代表の原田謙介さんを招き、「18歳選挙時代の若者の政治参画」と題して講義してもらった内容を、八木橋朋広(法政大学経営学部4年)の視点で振り返ります。



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「政治について口にしたら詳しい人に色々ツッコまれてしまいそう」。どうしても私はそう考えてしまいます。テレビ番組では大物政治家やコメンテーターたちが難しい言葉を並べており、なんだかついていけない状態です。そんな風に政治から遠ざかっている若者は少なくないかもしれません。

そんな若者と政治と繋ぐための活動をしているのが原田謙介さんです。原田さんはNPO法人Youth Createという団体の代表を務めており、お酒を飲みながら議会の方々とざっくばらんにお話をする「Voters Bar」や、高校生向けの「模擬選挙」などの開催することで、若者に政治に触れてもらう機会を作り出しています。

原田さんの活動はこれだけにとどまらず、Youth Createの拠点である中野を中心に様々な活動をしています。街のゴミを拾う中野グリーンバードや、中野駅周辺をフィールドワークすることで現在ある問題を発見し、学生たちが区へ提言をする中野区学生議会などがあります。普段何気なく過ごしている街でゴミを拾ったり、歩いてみることで目についていなかった問題や街のことが見えてくるようになるのです。

そのように自分の感じたことから街の問題について考えるということは、政治に目を向けるということへ繋がります。調べていくうちに行政の取り組みや、改善するべき問題などがより深く見えてくるためです。

それらの視点から投票などを行うようになれば、まさに政治参加であると言えるのではないでしょうか。私たちの身近な興味関心が、政治への一番の入り口なのだと考えるきっかけをもらった取り組みでした。


執筆者:八木橋朋広(法政大学経営学部4年)
はじめまして。法政大学経営学部 4年生 八木橋朋広(やぎちゃん)といいます!自分の知らない分野に顔を突っ込んでいくのが好きで、今回も多分野にわたって話を聞くことができると知って、応募しました。そんなNPO大学に興味を持った皆さんともお話ししたいなと思っていますので、どうぞよろしくお願いします!
タグ:政治 NPO大学
posted by 池田 at 18:40| Comment(0) | TrackBack(0) | 政治参画