宮崎のNPOの魂を伝えるブログ

　昨日、社会起業支援サミット2010in宮崎の発起人
仮屋亜耶実 さんと、初めて話をしました。

　どうして発起人になろうと思ったのか聞いてみました。

　「職業を考える時に、プラスになると思ったから」

　就職に有利になるという感じではありませんでした。
話を聞いているうちに、私は、こんなことを考えました。

　私が就職した頃は、一流大学に行って、一流会社に
入れば、大丈夫みたいな時代でした。

　今は、どの大学に入っても、どの会社に就職しても、
その先が、どうなるかわかりません。

　だから、稼ぐこと、儲けることだけ考えて、
仕事を選ぶことは、おすすめできません。

　結果的に、儲ける仕事を選ぶとしても、
その前に、社会起業家の道があることも知ってほしい。

　社会起業という働き方があることを知っていると、
折れないと思います。

　私は、仮屋さんと、共感できたと感じました。

　「社会起業」の定義は、大阪ボランティア協会の
永井美佳さんの定義が、わかりやすいので
紹介します。

　「志がある」（ミッション性）、

　「お金が回る仕組みがある」（事業性）、

　「地域や社会の問題の解決を目指す」（社会性）

を満たす事業です。

　　ほんとうは、コミュニティビジネスの定義なのですが、
大阪ボランティア協会の早瀬昇さんに質問したら、
社会起業も「一緒や」と答えてくれました。

　「社会起業支援サミット2010in宮崎」は、２月２０日（土）に
宮崎産業経営大学で開催されます。

　午前中は、社会起業に役立つ公開講座が２コマあります。

　２人の大学教授が、実用的なお話をしてくれます。

　「起業」から「持続可能ビジネス」へ（仮題）

　ソーシャルビジネスの法人形態（仮題）

　午後２時からの「実践家からのメッセージ」は、
Uチューブも使って、オンタイムで、ブログにアップします。

　会場内の参加者のコメントも、無線ランを使って、
ブログにアップする予定です。
　
　全国２５都道府県で、すでに、社会起業支援サミットが
開催されていますが、出演団体のラスト１分間を、Uチューブで
ブログにアップして、全国からコメントで参加できる仕掛けは
たぶん初めてだと思います。

　全国の社会起業家の方や、社会起業を知りたい学生さんは、
ぜひ、コメントで参加してください。